中部大学教育研究11
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表2喫煙マナーを守れなかった理由の分類4考察4.1調査の限界本研究の調査者は1人であり、全ての曜日、全ての時間帯、全ての場所について調査したわけではなく、一人の調査者の学内での動きに沿ってのみしか調査を行えなかった。従って、本研究から、曜日や時間帯、場所についての比較は行うことができない。4.2性別本研究において、喫煙ルールを犯した女子学生は全体のわずか2.6%程度であった。女子学生が少なかった理由として、本学における女子学生の喫煙率が男子のそれの2割未満であり2)、絶対的に喫煙者が少ないことが考えられた。また、喫煙マナーに性差がある、すなわち女性の方が男性よりも喫煙マナーが良い、という可能性があるが、喫煙マナーと性差の関係について言及した研究報告はなく、今後の検討事項であると考えられた。―31―大学生が学内で喫煙マナーを守らない・守れない理由図1喫煙マナー違反者場所%121098886548

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