中部大学教育研究11
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業形態について検討することを目的とした。2成人看護学演習の概要2011年度の成人看護学演習の概要を資料4に示した。授業補助者が参加した演習は8回中5回であった。2010年度との相違は授業補助者が参加した5回の演習授業のうち4回を2グループに分けて演習を行った。当初は時間割調整の困難さや、授業補助者を含む教員の負担も懸念された。実際、教員への負担は否めない。指導者の体制は、教員メンバーは2010年度と同様であり、授業補助者は2010年とは違うメンバーであった。学生は必ず一度は授業補助者からの指導を受けることができるよう、グループ配置を考慮した。3研究方法3.1対象者と調査機関対象者は2009年度保健看護学科入学生137名、調査期間は2011年4月から6月である。3.2調査方法と調査内容調査は授業補助者が参加した5回の演習終了後に集合調査を行った。調査内容は、2010年度と同様に舟島―105―成人看護学演習における授業補助者導入による指導方法の評価2資料3「授業過程評価スケール-看護技術演習用-」の解釈および総得点と各下位尺度の項目平均得点と各得点領域4)資料4成人看護学演習の概要

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