2015世界に羽ばたいた中部大生
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22むとういちろう青年海外協力隊員(JOCV)など武藤一郎中部大学国際関係学部非常勤講師(社会開発論、NGO/NPO論)活動した国と期間:タンザニア連合共和国ムワンザ州1970年~1981年職種:畜産物加工所属先:農業省研究研修局およびムワンザ州政府地図はなくしましたので写真を1枚お願いします。日本が大好きな女子大生ムワンザ市公営食肉処理場建設計画現場(建築担当の国嶋司隊員と)日本語クラスの学生たち写真上:タンザニアの街道筋風景活動中の想い出:70年代のタンザニアはまだ独立後10年そこそこで自立に向け意気に燃えていましたが、同時に経済的困難に直面していました。建設資材や燃料をはじめ生活必需品までもが国中で払底するなかでの建設は困難を極め、予算確保、労務管理、資材調達に奔走する毎日でしたが、困難な課題を克服して計画を進めることに情熱を傾けていました。在学生へのエール:現地の条件に即した開発計画を試行錯誤、企画、実施するうちに任期が11年にも及びましたが、その後就職した外務省での外交活動や国際協力にその経験は大いに役立ちました。協力隊参加の面白さは、自らの熱意と行動で仕事を切り拓いていく愉しさ、チャレンジングな生き方だと思います。諸君の参加を期待します。あおきすみおJICA職員青木澄夫中部大学国際関係学部国際関係学科教授JICAインドネシア事務所員1984年~1987年JICAケニア事務所次長1992年~1995年JICAタンザニア事務所長2000年~2004年想い出:1975年、初めてアフリカのケニアに滞在し、同世代の青年海外協力隊員の人たちと仲良くなりました。その後、JICAでケニアとタンザニアに赴任し、300名近くの青年海外協力隊員のお世話をしました。勤務地を訪問したり、明け方までお酒を飲みながら、国際協力について議論したりしたこともありました。2004年に中部大学に着任し、ゼミ生などとともにタンザニア、インドネシアを各6回訪問し、今度は50名以上の隊員のみなさんにお世話になりました。広田(尾崎)桃代先輩、田渕琢真先輩が頑張っている姿を見ることができたのも楽しい想い出です。「国際協力入門」などの講義では、畑山ゆかり先輩など、隊員OBOGの方にご協力いただいています。在学生へのエール:NATO(No Action, Talking Only)からの脱却!『青年海外協力隊アフリカ』の裏表紙(青少年活動坂西隊員と彼女が指導したタンザニアのミュージシャン、私たち夫婦)2003年2010年、ウガンダの田渕先輩を訪問「国際協力入門」の講義で青年海外協力隊員経験を語ってくれた畑山先輩。2015年青木ゼミ生が尾崎先輩(左から2番目)の職場を訪問。エイズ遺児と交流タンザニア2009年タンザニアの青年海外協力隊員派遣1000名を突破!大統領を表敬(前列左端が私)2003年

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