2015世界に羽ばたいた中部大生
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18たぶちたくま青年海外協力隊員(JOCV)田渕琢真さん中部大学国際関係学部国際関係学科2009年3月卒業活動した国と期間:ウガンダ共和国2009年6月~2011年6月職種:村落開発普及員所属先:チェゴンザサブカウンティー地域開発課活動中の想い出:コンビニはもちろん、電気も水道もない生活。頼れるは自分の力と現地のウガンダ人だけでした。自活できる知識も経験もない若造をウガンダの方々は家族のように迎えてくれました。一方活動は、「持続可能をテーマ」に掲げ、がむしゃらに自分の出来ることを行いました。稲作、食品加工、道路補修、衛生教育etc…と纏りが無く、数字で結果を残せず国際協力といえる活動ではなかったですが、村の皆と過ごした日々はお互いに掛替えのない経験・思い出となりました。在学生へのエール:大学を卒業して3カ月、22歳でウガンダでの活動が始まりました。ちなみに大学での僕の成績はトータルで下から3番目くらいでした。持っていたのは、「協力隊に参加したい想い」と「世界のために貢献したい志」だけです。それだけでいいのです。ネリカ米収穫間近!デイリーワーク井戸へ水汲み&土窯で料理女性グループとハーブ石鹸作り小学校で手洗い指導たぶちたくま青年海外協力隊(JOCV)短期派遣田渕琢真さん中部大学国際関係学部国際関係学科2009年3月卒業活動した国と期間:ウガンダ共和国2015年6月~2015年10月(短期)職種:コミュニティ開発所属先:NGO笹川グローバル2000活動中の想い出:ウガンダから帰国して4年。ウガンダで自分に何が必要か常に考え続けました。必要な能力を磨くため、日本で経験を積み、一生ウガンダで骨を埋める覚悟を持ち、事前調査のため短期協力隊に参加しました。活動は終始順調。しかし、ウガンダ人が最も大切にしている挨拶や、一緒に食事をするストレスを感じている自分に気が付きました。親切心と国際協力の境が分からなくなり、自分の人間力が欠けていることにも気付かされました。国際協力の縛りを開放し、人対人を真摯に考えこと。もう一度日本で再修業です。協力隊は学びが多いです。在学生へのエール:【本気で国際協力の道を考えている人へ】協力隊はステップに過ぎません。国際協力で戦力になるには専門性が必要です。「参加する」と「結果を残す」は違います。本当に戦力になるには語学力と専門性、コミュニケーション力を磨いてください。技術的要素も必須ですが、不可欠なのは“思いやり”です。ウォーターポンプエンジン調整牛耕と日本式畑畝作り農家グループ集金で精米機購入!灌漑導入でお米に水やり

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