2015世界に羽ばたいた中部大生
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17いなばりょうじ青年海外協力隊員(JOCV)稲葉亮二さん中部大学国際関係学部国際関係学科2008年3月卒業活動した国と期間:ウガンダ共和国ブイクウェ2012年1月~2014年3月職種:村落開発普及員所属先:笹川グローバル2000活動中の想い出:僕の活動の目標は「お金やモノなどの初期投資なしで収入をあげること」。援助依存体質を払拭するために、一切のモノ金のやりとりをせずに、アイディア次第で収入をあげられることを証明したかった。稲作指導をメインの活動にしていた僕は、現地の従来の稲作方法ではなく、日本の方法の一部を適用し、実施。労働時間を増やすこともせず、道具も現地の人が使っているものだけを使用。ドキドキの収穫後の計量日。お米の収量は2倍以上。つまり年収も2倍以上に。それ以降、周辺の農家さんたちが独自のアイディアを実施するようになった。現地の人のこの挑戦が続けば、もっと良い方法を自分たちで見つけられると思う。村の生活での思い出もたくさんあるけれど、目標を達成できたことと、先進国の外国人にお金やモノをねだらなくても収入は上げられるんだ!と思わせれたことが最大の思い出。在学生へのエール:このパネルの前のあなたは、自分に何が必要かわかってる。何をしなければいけないのかわかってる。だから、ただそれを実行するだけ。一緒に田んぼ作業聴き取り調査中ご飯を炊く前に、お米に交じった石をとるのが日課きむらはじめ青年海外協力隊員(JOCV)木村肇さん中部大学国際関係学部国際関係学科2009年3月卒業活動国:パプアニューギニア独立国東セピック州活動期間:2010年9月~2012年9月職種:村落開発普及員(現在:コミュニティー開発)所属先:東セッピク州農業畜産局女子高生へ稲作の指導腸チフスで入院協力隊の経験を通じて感じたこと:どんな活動でも、仕事でも、生活面でも、「協力」をたくさん得ることができるかが、良い結果、想い出を残す秘訣であると感じた。最後に自分の活動が良かったと、認められるかどうかが重要である。在学生へのエール:「実るほど頭が下がる稲穂かな」謙虚な姿勢で勉強して、「人間到るところ青山あり」。どこに行っても、死んでも良いというぐらいの行動力を身につけ、仕事に打ち込んでください。

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