日本語日本文化学科パンフレット
5/16

※紹介しているカリキュラムは、2019年度の内容です。入学時には名称・内容などが変更されている場合があります。 一九世紀にヨーロッパでジャポニスムが流行し、日本への関心が高まりました。それは一時的な流行に終わらず、今では日本の伝統文化やポップカルチャーが世界的に知られるようになりました。また、ジャパノロジー(日本学)の研究者も増えています。日本は世界の人々から注目されていますが、日本語を母語として日本に住む人々が、日本のことを本当に知っているとは限りません。 日本語日本文化学科は、日本語、日本文学、日本文化を学ぶ学科です。私たちといっしょに、日本人としての基礎力を身につけ、日本のことを研究してみませんか。日本の言語、文学、文化の「これまで」、そして「現在」について学び、「これから」を考えます。 一〜四年次の流れ 中部大学研修センターで一泊二日の研修を行い、仲間との親睦を深めます。また、「スタートアップセミナー」のクラス担当者が生活指導教員となり、二年次まで勉学や生活面について指導と支援を行います。基礎科目の「入門」・「概論」では、専門教育に備えるための基礎力を身につけます。◆ 一年次 三年次に所属するゼミを秋学期後半に決めるため、日本語、日本文学、日本文化の三分野について広く学びます。基礎科目の「講読」で文章を読み解く力と、内容を考察する思考力を身につけ、それとともに研究科目での多彩な領域を学ぶことにより、三分野の専門性をより深めます。◆ 二年次 ゼミに所属し、その担当教員が生活指導と支援を行います。「演習」では論文講読などによって研究方法を学び、内容について調べたことを発表するため、プレゼンテーション力、ディスカッション力が身につきます。研究科目は、各自の関心に基づき、日本語、日本文学、日本文化の三分野の一つを中心に学ぶことも可能です。◆ 三年次 卒業論文を完成させます。テーマの設定から執筆まで、今まで修得してきた思考力、判断力、表現力を生かし、主体的に取り組まなければなりません。卒業論文は、まさに四年間の学びの集大成です。◆ 四年次1年2年3年4年基礎科目研究科目演習科目日本語学入門A・B日本語教育概論A・B日本文学入門A・B日本文化史入門民俗学入門伝承文化入門宗教学入門日本文学史A・B基礎演習日本語・日本文学・日本文化に関する基礎的な知識を学習します。言語・文学・文化の各分野に関する専門知識と研究方法について学習します。多様な科目を履修するとともに、関心のある分野のゼミに所属し、専門知識をさらに深めます。学びの集大成となる卒業論文を完成させます。卒業研究日本語学演習A・B日本文学演習A・B日本文化演習A・B日本語講義A・B日本語教育学講義A・B日本語教授法A・B日本の文化A・B民俗調査研究法A・B伝統芸能論日本語の歴史日本語研究史現代日本語論A・B日本語教授法C・D古典文学講義A・B近現代文学講義A・B日本文学特講A・B・C・D民間伝承論A・B遊戯論日本語学文献講読A・B近現代文学講読A・B古典文学講読A・B日本文化文献講読A・B・C・D4年間のカリキュラム (日本語日本文化学科専門教育科目)〈学科主任〉永田典子 先生ご挨拶4

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る