国際学科パンフレット
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06学びへの関心が次々と湧き、自分の成長につながっていきます。先輩たちの学修ステップ世界には女性差別や貧困により教育を受けられない子どもたちがいると知って衝撃を受け、国際社会に関心を持ちました。青年海外協力隊の一員となって世界の子どもたちへ教育支援をしたい。その夢をかなえるために、1年次から積極的に世界へ飛び出しました。夏休みは「アジアサマースクール」でタイへ、春休みは政府推進の事業「カケハシ・プロジェクト」でアメリカへ。現地をこの目で見て各国の学生と議論する機会は、私の視野を広げてくれました。次は、東南アジアでの生活を体験しながら1年間ボランティア活動がしたい。夢に向かって意欲は膨らみます。今江 陽奈子さん教育を受けられない子どもたち。世界の問題解決の一助になりたい!魅力的だった授業は、「ハイブリッド・プロジェクト」です。約20人の学生に対して、専門分野が異なる先生が5~6名。自主的にテーマを決めて調べ、プレゼンテーションを行い、先生方の専門的な意見をいただきながら考えを深めていきました。将来の夢は、国際連合難民高等弁務官事務所に勤務して、難民の援助をすることです。そのために、中部大学ボランティア・NPOセンターの国際理解プロジェクトの一員として活動しています。学部卒業後は、協定校であるアメリカのオハイオ大学大学院へ進学したい。この充実した日々が将来につながると思っています。アメリカの大学院に進み、国際機関へ。充実した日々はきっと夢につながるはず。杉浦 千裕さん国際交流基金の日中大学生交流事業「ふれあいの場」に参加しました。全国多数の応募から、私たちの企画が選ばれたんです。学生6人チームで中国の重慶にある小学校へ赴き、日本式のミニ運動会やクイズ大会、伝統的な遊びの紹介、日本食の提供を行いました。イベント会場は大にぎわい! また中部大学では留学生寮のレジデント・アドバイザーとして、さまざまな国から来た留学生と共同生活を送っています。こうしてのびのびと活動できるのも、先生方のおかげです。私たちが考える以上に学生一人ひとりを見てくださる先生方は、この学科の自慢です。日本を体感してもらうイベントを中国で開催。大学の寮で留学生と共同生活。大橋 洋輝さん「社会的マイノリティー」と呼ばれる人々が抱える問題について関心を持っています。ゼミでは、ヘイトスピーチ、格差、人種差別などにより社会から排除されようとする人々の現状を知り、国や社会、そして私たちは何ができるかを討論しました。「カケハシ・プロジェクト」にも参加しました。ここで学んだのは、コミュニケーション力と積極性の大切さ。「意見が言えないのはその場に存在しないのと同じ」という言葉が印象に残っています。帰国後はこの経験を生かして、世界の文化を体験できるイベントを企画したり、SNSで日本の魅力を発信したりしています。世界の問題に関心を持ち、解決に向けて積極的に働きかけられる人に。伊藤 優希さん広い視野から国際関係について学びたいと思い、中部大学を選びました。おもしろいのは、先生の専門分野。政治や経済以外にも、考古学、宗教、民族音楽、ジェンダー、博物館学など多様です。1年次の「国際関係入門」では、さまざまな人物の思想や専門用語を多く学びました。学術的な文献を読むときのベースになり、広い知識が国際関係をひも解くカギになることを実感しています。夢は、社会科の高校教諭です。生徒に分かりやすく教えるためにはもっと知識を広げなくてはと思うようになり、大学院進学を希望しています。学ぶほどに意欲が湧いてきます。理想の先生になるために必要なことを実感し、大学院進学を考えるように。松下 竜さん

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