2023大学院パンフレット
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19Chubu University Graduate School̶̶工学研究科本多  潔教授 博士(工学)●専門:空間情報処理, 衛星リモートセンシング, GIS, 砂防工学●研究テーマ:ユビキタスGeoinformatics とその農業, 災害, 環 境問題等への応用(フィールドセンサーネットワーク, 衛星データに よる作物モデル同定など)宇宙航空理工学専攻材料・構造分野空力・推進分野 宇宙航空理工学は, 航空機・ロケット・人工衛星などの設計・製造・運用等に関する技術, それらの基礎となる数学・物理学・化学, 及び, 宇宙航空に関する様々な現象の科学的解明等に係わる学際的, 総合的な学問です。また, 航空宇宙機等の開発は一般に国際的大型プロジェクトとなるため, 多方面の専門家などと国際的に協力することができる語学力, コミュニケーション能力も必要とされます。 本専攻では, 学部4年間に修得した基礎知識, 専門知識を基盤とし, 宇宙航空理工学の基礎をなす専門3分野(材料・構造, 空力・推進, 制御・情報)のより高度な教育や各研究室において実施するセミナーや研究, 企業との共同研究等を通して, より深い専門知識, 総合的, 国際的な視野, やり抜く力, 論理的思考力, 表現力等を修得します。 修了者は, 宇宙航空理工学分野だけでなく, 機械系, 電気・電子・情報系分野やこれまでにない新しい分野で活躍することが期待されます。 航空宇宙機では, 軽量でありながらより高強度, 高信頼性な材料・構造が望まれます。このため, 本分野では, 材料物性及び機能等の分析・評価, 新材料・構造の提案・製作, 構造・材料の高機能化・高性能化, 構造部品の高精度高効率加工法等に関する教育・研究を行っています。 航空宇宙機では, より安全で環境に優しく, 高効率な機体形状やエンジンが望まれます。このため, 本分野では, 航空機の空力設計及び物体まわりの流れ場特性評価, 航空宇宙機用推進機の高機能化・高性能化とその基礎現象の解明, 宇宙機用電気推進機の物理機構の解明等に関する教育・研究を行っています。専任教員制御・情報分野 航空宇宙機は様々な電子・情報・制御技術を用いて航行しています。また, これらで取得した映像・画像等の情報は, 農業・環境・製造・管理など多方面で利用されています。本分野では, 航空宇宙機の航法及び制御技術, 衛星リモートセンシング等の空間情報の統合的な利用技術, 人工知能等を利用した画像認識・処理技術, 画像や音等を用いた計測・診断技術等の高性能化等に関する教育・研究を行っています。●専門:音声・画像処理●研究テーマ:音声・画像認識技術を用いたセンシング服部公央亮准教授 博士(工学)海老沼拓史准教授 Ph.D.(University of Texas at Austin)●専門:電波航法, 衛星通信, リモートセンシング●研究テーマ:衛星測位と通信ネットワークの融合による農業, 防 災, 交通への応用, 衛星測位電波を利用したリモートセンシング,  電波航法による宇宙機のナビゲーション●専門:宇宙航空機構造, スマート材料・構造システム●研究テーマ:形状記憶合金などスマート材料の変形挙動の定式 化とその応用, ファイバープレイスメントによる多機能複合材料の 創製池田 忠繁教授 博士(工学)●専門:機械部品の高精度, 高効率加工●研究テーマ:加工歪低減のための素材と加工技術の開発・研究鈴木  博教授 工学修士●専門:材料科学●研究テーマ:航空機用超伝導積層導体の研究開発, 低温用断 熱容器の軽量化, 多層断熱膜(MLI)用スペーサの最適化神田 昌枝准教授 Ph.D.(INSA Lyon)棚橋  美治教授 博士(工学)●専門:流体工学, 熱工学, 航空宇宙工学(主に風洞実験、空力研究)●研究テーマ:無人航空機空力設計, 空力干渉, 気流可視化, ラ ムジェットミュオン核融合桑原  大介准教授 博士(工学)●専門:プラズマ工学, マイクロ波工学●研究テーマ:長寿命大推力電気推進機の開発研究, 高密度プ ラズマ用マイクロ波計測器の開発研究苅田 丈士教授 博士(工学)●専門:エンジン工学●研究テーマ:液体ロケットエンジン, ジェットエンジン, 宇宙輸送, 乱 流遷移, 衝撃波保黒 政大教授 博士(工学)●専門:音声・画像情報処理工学●研究テーマ:セキュリティへの応用に関するメディア処理とその認 識に関する開発・研究

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