2023大学院パンフレット
14/48

12̶̶Chubu University Graduate School建設工学専攻土木計画学系 社会資本の計画的整備に関する理論, 技法, 政策を学修, 研究する。 交通計画, 都市デザインの授業があり, 高齢者・障がい者等の様々な人々の交通行動分析・交通施設の評価分析, 都市の景観形成やまちづくりの活動などの都市デザイン手法等の研究を行う。杉井 俊夫教授 博士(工学)磯部 友彦教授 工学博士土木工学分野水野 英二教授 Ph.D.服部  敦教授 工学博士武田  誠教授 博士(工学)構造工学系 建設材料である鋼ならびにコンクリートの構成モデルの開発, 構造物の安定性に関する基礎的検討, 部材・構造物レベルでの変形挙動の究明, 座屈安定に関する設計法の改善に資する研究, 橋梁景観論に関する研究などを行う。コンクリート工学系 材料学を基礎とし, 鋼材・セメント・骨材・混和材料など各種建設材料の諸特性の研究ならびに鋼繊維補強コンクリート・リサイクルコンクリート等各種コンクリートの研究を行う。 また, RCおよびPCの構造部材の設計理論と応用, 構造物の高性能化とライフサイクルコスト等に関する教育・研究を行う。水工学系 内湾, 河川, 湖沼, 貯水池における水の運動および各種物質輸送現象を取り扱うための理論と解析手法の研究を行う。 また, これらを用いて閉鎖性水域での水質, 環境問題や高潮, 洪水氾濫等の課題について研究を行う。地盤工学系 不飽和地盤の浸透特性の究明や降雨による斜面安定問題, 地盤振動解析に基づく耐震設計や液状化に関する研究を行う。 また埋設管や建物の震害予測および液状化予測手法の開発とその適用について研究を行う。 経済社会の発展に伴って, 国土づくり・街づくりの技術と手法は, ますます高度化,総合化の度合いを高めています。 また,人々の住まい方や生活のあり様に対する考え方が多様化し, 街づくりや建築物の意匠や計画, 設計もこれに対応する質と厚みが要求されるようになってきました。 一方, 地震や水害に対する防災および環境保全の見地から災害に強い社会基盤の整備と, 地球にやさしい持続可能な環境の創造が強く求められています。 本専攻は, このような土木・建築分野における高度化, 総合化, 多様化に対応すべく, 工学部の都市建設工学科と建築学科の上に設けられた大学院博士課程の専攻です。 博士前期課程は高級技術者の養成を目指しており, 建設工学に関するより専門的な授業および研究指導を受け, 修士の学位を取得します。 博士後期課程は研究者の養成を目的とし, 博士論文を作成, 博士の学位の取得を目指しています。 専攻は土木工学と建築学の2分野から成り, 土木工学分野は構造工学, コンクリート工学, 水工学, 地盤工学, 土木計画学の5系で, 建築学分野は建築構造学, 建築材料学, 建築環境・設備工学, 建築計画, 都市計画, 建築デザイン, 建築史・意匠の7系で構成されています。院生は, このうちのいずれかに所属して研究を行います。●専門:地盤工学, 浸透力学 ●研究テーマ:河川堤防の浸透破壊, 室内および原位置不飽和 透水試験法の開発, 土の水分保持特性, 降雨による斜面崩壊予 知, 地盤の浸透破壊, 斜面 ・ 堤防の安定性評価, 液状化予測●専門:都市デザイン, 都市計画, まちづくり, 地域政策●研究テーマ:持続可能な都市のデザイン, まちづくりの情報共有 ツールの開発, 文化的景観の形成●専門:構造力学, 構造工学, 塑性力学●研究テーマ:構成モデルの開発, 複合構造物の有限変形挙動 解析, 構造物─地盤相互作用問題●専門:水工学, 都市耐水(水環境問題, 水災害における防災対 策のあり方)●研究テーマ:都市における氾濫解析法の構築と応用, 都市河川 および河口域の水環境問題専任教員●専門:土木計画学, 地域交通政策, 福祉のまちづくり●研究テーマ:高福祉社会における交通のあり方, バス交通計 画, 地区交通計画伊藤  睦教授 博士(工学)●専門:構造力学, 構造工学, コンクリート工学●研究テーマ:構成モデルの開発, 複合構造物の有限要素解析岡本  肇准教授 博士(環境学)●専門:都市計画, まちづくり●研究テーマ:市民主体型まちづくりにおける市民参加・マネジメ ント手法の構築, 産業系地域における住環境デザインに関する研 究, 参加型公園づくり・マネジメント柴原 尚希准教授 博士(環境学)●専門:土木計画学, 環境評価, 環境マネジメント●研究テーマ:低炭素都市・交通計画, ライフサイクルアセスメント (LCA)による環境負荷の定量化余川 弘至准教授 博士(工学)●専門:地盤工学●研究テーマ:液状化地盤と構造物との動的相互作用に関する 研究

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る