GLOCAL_Vol17
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2020Vol.172020Vol.179 第13回教員研究会が2020年7月22日に開催された。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今回は初めてZoomでのオンライン開催となった。 まず国際関係学専攻の平井芽阿里准教授が「現代沖縄の神々と聖地」と題するテーマで、続いて同じく国際関係学専攻の岩間優希准教授が「戦後ジャーナリズム史におけるヴェトナム戦争報道」というテーマで発表した。研究対象も方法も異なる内容であったが、いずれも新進気鋭の若手研究者らしい、問題意識の明確な発表であり、本研究科に新しい風を吹き込んでくれることを大いに期待させてくれるものであった。オンラインで視聴した教員からも活発に質問が出て、充実した研究発表会となった。 第12回「院生の力」研究報告会が2020年7月1日に開催された。 こちらは対面での開催となったが、例年にも増して参加者は多かった印象で、こうした機会がやはり貴重であることを確認した次第である。今回は2020年4月に博士前期課程に進学した言語文化専攻2名、歴史学・地理学専攻1名の院生が発表をおこなった。内1名は残念ながら退学したので本誌には掲載されていないが、いずれもユニークなテーマに果敢に挑んでいることがうかがえる発表で、これからの研究の進展を大いに期待させる内容であった。質疑応答も活発で、たいへん実り多い報告会となった。第13回教員研究会を開催第12回「院生の力」を開催

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