GLOCAL Vol.7
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GLOCALは、GLOBALとLOCALを組み合わせた造語であり、地球規模でのグローバルと身近なローカルを、ともに等しく重視する考え方を意味しています。 中部大学大学院、国際人間学研究科レポート GLOCAL Vol.7をお届け致します。 昨年、中部大学は開学50周年を迎えることができました。現在、本大学には6つの大学院研究科がありますが、そのうち国際人間学研究科は、中部大学国際関係学部を基礎に1991年に創設された国際関係学研究科国際関係学専攻をルーツとして発足しました。その後、人文学部(1998年設立)を基礎とする2専攻(言語文化専攻、心理学専攻)が2004年に合流して国際人間学研究科として組織・名称を改め、さらに2008年には歴史学・地理学専攻が加わって現在の4専攻体制が整いました。 小誌名の由来でもあるGLOBALとLOCALの相互関係は、近年、ますます重要性を増しています。海外から日本へ訪れる観光客の増加に象徴されるように、日本や日本文化に対する国際的関心は高く、国際的な交流の機会は日常的レベルにまで広がってきました。こうした動きを真正面から受け止め、日本が誇るべき伝統的文化や技術を世界に紹介しつつ、さらにレベルの高いものへと発展させていく必要があると思います。LOCALを極めることでGLOBAL社会に貢献にする、そのような気持ちを持ち続けたいと思います 。 小誌を通して、本研究科の日頃の活動の一端がご理解いただければ幸いに存じます。2015年10月15日林  上(中部大学国際人間学研究科長)ごあいさつ

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