2018年度秋学期開講科目
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科目名公衆衛生学科目名(英訳)Public Health科目ナンバーLK181B01詳細情報担当者(非)は非常勤講師城 憲秀単位数2開講学年1年開講セメスター秋期毎週対象学科 選択・必修必修:LK選択:他学科受講履修順序・履修情報類似科目情報あり担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付け公衆衛生学は、生命健康科学基盤科目の保健医療と社会に位置づけられ、1年次秋学期に開講する。本科目は、環境衛生学、学校保健学などと密接な関連を有している。身につく基礎力課題設定力 クリティカル思考力授業の主旨(概要)わが国は、いまや世界でも有数の長寿国であり、人口の高齢化がきわめて進んでいる。その中では、従来型の医療のみでは、国民の健康レベルの向上を図ることはできず、健康日本21のような1次予防を考慮した保健活動、すなわち公衆衛生学が目指してきた活動が重要な時代となっている。公衆衛生学は、「人びとの健康を保持・増進」することを目的としており、医療のみならず保健・福祉・工学・社会科学など多領域にわたる科学技術を統合した学問体系である。授業では、疾病予防・健康づくりを考えるにあたって必要となる 1)健康事象の因果関係や疫学・統計手法などの基本的な事項、2)法令や組織などの社会的な健康増進サポートシステム、3)公衆衛生的観点に基づく社会的な健康問題へのアプローチ手法について学習する。具体的達成目標1)基礎的な健康事象の病因論、因果関係が理解できるようにする。2)公衆衛生活動のツールとしての疫学手法、基本的統計手法を理解し、利用できるようにする。3)広義の環境と健康の関連についての洞察力がもてるようにする。4)社会システムと健康増進の関係が理解できるようにする。5)社会的な健康問題に関して、問題発見力と最低限の問題解決能力が持てるようにする。1【内容】【第1週】公衆衛生学総論 -意義と目的【授業外学習】公衆衛生に関わる施設や制度を自身で探る。2【内容】【第2週】環境保健 -基礎と生活環境【授業外学習】環境保健の基礎について教科書等の関連部分を熟読する3【内容】【第3週】環境保健 -基礎と生活環境【授業外学習】環境保健の基礎について教科書等の関連部分を熟読する4【内容】【第4週】環境保健 -基礎と生活環境【授業外学習】生活環境と健康に関して教科書等の関連部分を熟読する5【内容】【第5週】環境汚染 -公害など環境汚染の歴史と対策【授業外学習】公害の歴史と対応に関して教科書等を読み、自身で対応策を検討する6【内容】【第6週】環境汚染 -地球環境汚染への対応【授業外学習】地球環境汚染問題について教科書等を読み、自身で対応策を検討する29 公衆衛生学-64 -

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