2018年度秋学期開講科目
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科目名微生物学科目名(英訳)Microbiology科目ナンバーLB279K01詳細情報担当者(非)は非常勤講師伊藤 守弘鶴留 雅人単位数2開講学年1年開講セメスター秋期毎週対象学科 選択・必修必修:LB選択:他学科受講履修順序・履修情報類似科目情報あり担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付け本科目は「生命健康科学基盤科目」の中の「疾病と障害の病態及び医療」の1科目である。新たな病原体による新規の感染症の出現を理解する為に設定された科目であり、解剖・組織学、生化学や病理学の知識とあいまって、感染症学に関する基盤的科目である。この微生物学の基礎の上にたって、各学科で設定されている感染症に関する科目を学修することが望ましい。身につく基礎力課題設定力 クリティカル思考力授業の主旨(概要)感染症は日常医療の現場において大きな部分を占めている。その中で細菌感染症は今や確実に病原体に対応した治療が可能になって来ている。ウイルス感染症についても、優れたワクチンが次々と開発実用化され、近年この分野における研究の発展は目覚ましい。生命医科学教育のうち、微生物学の目標とするものは、病原微生物そのものの生物学的・物理化学的性状についての知識と取扱い手技を習得し、微生物による感染・発症から治癒に至る一連の過程における病原体と宿主との関り合いについての理解を深める事と、将来いずれの研究領域においても発展可能な基礎的能力を育成する事にある。具体的達成目標・微生物感染に対する生体の防御機構について説明できる。・微生物感染症の診断法と治療法の原理を説明できる。・主要な細菌について説明できる。・主要なウイルスについて説明できる。・消毒法や滅菌法の原理を理解し、実践できる。1【内容】微生物とは何か【授業外学習】事前:シラバスを読み、学びの内容をイメージする。事後:授業内容から重要だと考えるキーワードを少なくとも5つ選び、その説明を考える。授業を参考にして、レポートを作成する。レポート課題は授業時間に配布する。2【内容】微生物感染論【授業外学習】事前:前回の学び(テーマ)を自らの言葉で説明できるようにする。事後:授業内容から重要だと考えるキーワードを少なくとも5つ選び、その説明を考える。授業を参考にして、レポートを作成する。レポート課題は授業時間に配布する。3【内容】細菌学総論:細菌の形態と機能【授業外学習】事前:前回の学び(テーマ)を自らの言葉で説明できるようにする。事後:授業内容から重要だと考えるキーワードを少なくとも5つ選び、その説明を考える。授業を参考にして、レポートを作成する。レポート課題は授業時間に配布する。4【内容】細菌学総論:細菌感染とその防御機構【授業外学習】事前:前回の学び(テーマ)を自らの言葉で説明できるようにする。事後:授業内容から重要だと考えるキーワードを少なくとも5つ選び、その説明を考える。授業を参考にして、レポートを作成する。レポート課題は授業時間に配布する。【内容】細菌学各論:特殊な細菌(リケッチア、クラミジア、マイコプラズマ)27 微生物学-60 -

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