2018年度秋学期開講科目
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授業計画7【内容】【第7週】世界の人口と食糧:食物自給率、水資源【授業外学習】現在の食糧の生産量で支えることができる人口はどれくらいなのか、具体的な数値を求めてみる。8【内容】【第8週】エネルギー問題:石油資源、様々な発電方式【授業外学習】将来予想されている石油などの化石燃料の枯渇に対して、それを補う発電手段として何が最適なのかについて考察を行う。9【内容】【第9週】気候システムの温暖化1:IPCC報告書の概要【授業外学習】事前に気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書(AR5)に目を通しておく。10【内容】【第10週】気候システムの温暖化2:地球のエネルギー収支、二酸化炭素濃度の変化【授業外学習】地球の気温の変動が二酸化炭素濃度の変化で全て説明がつくのかどうかについて考察を行う。11【内容】【第11週】温暖化とエネルギー問題:温室効果ガスの削減、低酸素社会【授業外学習】温室効果ガスの削減によって起こる地球環境への悪影響について確認しておく。12【内容】【第12週】IPCC報告書への反論:太陽活動の影響、海の役割【授業外学習】太陽活動の変化が地球の気候に対してどれ程の影響を与えるかに関して、過去に起こった事象について具体的に確認しておく。13【内容】【第13週】オゾン層:オゾンホール、フロンガス【授業外学習】オゾンホールが発生するメカニズムについて、具体的に説明できるようにしておく。14【内容】【第14週】酸性雨:人への影響、森林への影響【授業外学習】酸性雨が森林へ影響を及ぼすことによって、地球全体の環境に与える変動について具体的に確認しておく。15【内容】【第15週】環境ホルモン:ダイオキシン【授業外学習】環境ホルモンの種類について確認しておく。16【内容】【第16週】期末試験【授業外学習】授業方法(1)毎回講義の最初にプリントの配布を行う。(2)講義はパワーポイントで作成の解説及び画像をスクリーンに映写しながら進める。(3)原則としてパワーポイントのスライド1枚ごとに、プリントを記入もしくはノートにまとめる時間を取る。内容を理解しながら自分のための解説書を作成する訓練を行う。自身で作成したプリント及びノートは試験時に持ち込み可とする。(4)毎講義の最後に「小レポート」作成の時間を取る。その回で扱ったテーマに関する課題を出題し、それについて回答を書いてもらう。また理解が難しかった部分や更に深めたい部分を書いてもらい、参加者と共に講義を発展させていく。成績の評価方法(1)成績の評価は「小レポート」の内容や授業への参加姿勢を考慮した平常点と期末試験の合計によって行う。出席点はないので、ただ単に出席しているだけでは平常点は加点されない。(2)期末試験では、単に環境学に関する用語の暗記ができているかどうかではなく、講義で扱った内容を知識として理解できているかどうかを評価する。講義で取り上げたトピックについて、環境学に関する用語の内容を理解した上で、それらを用いて自分の文章で他者に分かりやすく説明できるかどうかを重要視する。従って試験時には講義の際に作成したプリント及びノートを持参し、それを用いて答案を組み立ててもらう。(3)毎講義後に提出する「小レポート」は、課題に対する答えが合っているかどうかよりも、講義の内容をきちんと聞き正しく理解した上で、答えに至るまでの考え方や理由付けが論理的に書かれているかを重視して評価を行う。また、講義中に取り上げられる様な発展的な質問が書かれている場合は授業への参加姿勢に加点をする場合がある。(4)私語が多い等、授業の妨害を行う者に対しては、たとえ出席をしていても平常点を大きく減点をする場合がある。また注意しても妨害行為を繰り返す場合は失格として単位を認めない場合がある。成績の評価基準期末試験70%、「小レポート」の評価及び講義への参加姿勢を含む平常点30%の割合で点数に換算し、100点満点中総合得点60点以上を合格とする。教科書参考文献No書籍名著者名出版社価格ISBN/ISSN1.『新訂 地球環境の教科書10講』九里徳泰・左巻健男・平山明彦東京書籍2100円978-4-487-80831-12.『エネルギーと環境の科学』山﨑耕造共立出版2400円978-4-320-07183-43.『地球温暖化は解決できるのか—パリ協定から未来へ!』小西雅子岩波書店860円978-4-00-500837-725 グローバル環境論 (山下)-55 -

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