2018年度秋学期開講科目
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授業計画5【内容】 1−1.銀河(後編): 宇宙の果ては観えるか?【授業外学習】光の速度を考えた時、私たちが遠くの宇宙を観るということはどういうことなのか?考えてみよう。6【内容】1−2.銀河系: 数ある銀河の中から,我々の銀河系について理解を深める。【授業外学習】私たちの地球は、銀河系のどのような場所に位置するのか、講義ノートを確認しよう。7【内容】1−3.太陽系: 我々の太陽系の構成員と地球の位置付けを理解する。【授業外学習】太陽系における太陽の大きさ、質量について、講義ノートと配布資料をもとに、認識しておこう。8【内容】第2章:地球の構造2−0.地球の3圏: どこからどこまでが "地球" ?【授業外学習】地球の中心から宇宙空間に至るまで、講義ノートを見ながらおおまかに分類・説明できるか、確認しておこう。9【内容】2−1.地殻: 我々は固体地球を包む薄い殻の上で生活している事を認識する。【授業外学習】半径6.4cmの地球模型で、地殻の暑さは何mmくらいに換算されるか、確認しておこう。10【内容】2−2.プレート・テクトニクス: 地球表層のダイナミックな運動について理解を深める。【授業外学習】テクトニック・プレートの境界にはどのような種類があるか、図とともに説明できるか、講義ノートを確認しておこう。11【内容】2−TOPICS(前編).地震: 地震はどこで起こるか?【授業外学習】日本周辺では、どのような種類の地震が、どのくらいの深さで発生しやすいのか、講義ノートの図を完成させておこう。12【内容】2−TOPICS(中編).地震: 地震予知はできるのか? 東海地震はいつ起こるのか?【授業外学習】「地震予知」と聞くと、自分はどのような感想をもっているのか、まとめておこう。13【内容】2−TOPICS(後編).地震: 東北地方太平洋沖地震とは何だったのか。【授業外学習】今、総合大学の学生である皆さんは、「東北地方太平洋沖地震」をどう記憶にとどめ、どのように次の世代に語り継いで行くのか、考えをまとめておこう。14【内容】2−3.マントル: 地球内部では物質が対流している。【授業外学習】地球の内部で、個体ではあるがゆっくりと物質が対流している様子を、講義ノートを見ながら想像してみよう。15【内容】2−4.核: 地球の中心には何があるのか,その調べ方について理解する。【授業外学習】地球の内核が個体、外核が液体であることは、どのようにして推定されるのか、講義ノートを確認しておこう。授業方法(1)スクリーンにパワーポイントによる画像・解説を映写しながら講義を進める。(2)ノートに理解した内容をまとめる時間を設ける。工夫しながら自分のための解説書を作成する経験を積む。ここで作成したノートは試験時に持ち込み可。(3)毎講義後に各自『その日レポート』作成の時間を設ける。その日のテーマについて理解したこと,更に理解を深めたい部分,講義で取り扱ってほしいテーマ・企画等を書いて頂き,参加者とともに講義を発展させていく。成績の評価方法(1)定期試験によって成績評価を行なう。試験には講義時に各自作成したノートを持参。それを活用し答案を組み立てる。(2)参加者の氏名の確認を心がけ,毎講義後の『その日レポート』や講義中のやり取りを成績評価に反映させる。(3)希望者のみ:より高いレベルの評価を望む受講者には,地球科学に関するレビュー論文(字数:10,000字相当以上)を募り,成績優秀者(学内に掲示)は試験免除の上,成績評価をSまたはAとする。成績の評価基準定期試験70%,『その日レポート』の評価や講義への参加・協力姿勢30%の割合で,総合得点60点(100点満点)以上を合格とする。試験では,講義で紹介した内容を自分の知識として取り込めているかどうかを評価する(暗記不要)。具体的には,各トピックスについて,自分の文章・図解によって第三者に紹介できるかどうかを重要視する。レビュー論文による評価希望者には別途指導するが,上記通常評価において90点以上に相当するクオリティーの論文を要求する。教科書参考文献No書籍名著者名出版社価格ISBN/ISSN1.『絵でわかるプレートテクトニクス』是永 淳講談社2200ISBN978-4-06-154768-1備考受講者多数のため、eメールによる問い合わせには十分対応できておりません。重要な相談に関しては毎講義前後、オフィスアワー等に直接伝えてください。なお、成績評価後の評価基準の変更には、一切応じておりません。関連1.工藤健のページ講義情報、研究紹介など21・22 地球を観る (工藤)ホームページ研究紹介2.中部大学の研究活動クローズアップ(工藤研究室)研究紹介3.Monthly Chubu「今月の話題の先生」講義紹介-49 -

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