2018年度秋学期開講科目
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授業計画4【内容】2.時間のモノサシ(絶対年代): 地球の歴史をどう測るか?(その1)【授業外学習】地球の歴史を解明する上で、放射性元素のどのような性質が利用されているか、講義ノートを確認しよう。5【内容】2.時間のモノサシ(相対年代): 地球の歴史をどう測るか?(その2)【授業外学習】地球の歴史を解明する上で、地球科学者はどのように化石を利用しているのか、講義ノートにまとめておこう。6【内容】3.地球と生命の共進化(地球生命の誕生): 地球の生命はどこから来て,地球とどのように関わりあってきたのか?【授業外学習】地球に生命が誕生するには、どのような条件が必要か、講義ノートを確認しよう。7【内容】3.地球と生命の共進化(シアノバクテリアの登場): 地球上の酸素は、誰がもたらしたのか?【授業外学習】地球上の酸素は、どのようにしてもたらされたものか、講義ノートにまとめておこう。8【内容】3.地球と生命の共進化(全球凍結仮説): 真核生物(私たちの細胞の基本型)はなぜ出現したのか?【授業外学習】真核生物が誕生した頃の地球の様子が講義ノートに表現されているか、確認しておこう。9【内容】3.地球と生命の共進化(古生代): 私たちの祖先は、どのような進化を経て陸上へ上がったのか?【授業外学習】私たちの祖先が陸上進出した頃の地球の様子が講義ノートに表現されているか、確認しておこう。10【内容】3.地球と生命の共進化(中生代): 大量絶滅を経て恐竜やアンモナイトの時代へ。【授業外学習】2億5000万年前、地球にどのような事件があったと考えられているか、どのような研究からそれらが解るのか、講義ノートを完成させておこう。11【内容】3.地球と生命の共進化(K/T境界): 恐竜は何故絶滅したのか?もし恐竜の絶滅がなかったら?【授業外学習】どのような偶然が恐竜絶滅に寄与していると考えられているのかを理解し、もしその偶然がなかったら、今私たちは人間の姿でここにいただろうか?考えてみよう。12【内容】[特別番組] 恐竜研究の最前線: 化石の証拠から解る、恐竜の本当の姿。【授業外学習】これまでの恐竜研究、これからの恐竜研究について解説できるか、自分に聞いてみよう。13【内容】3.地球と生命の共進化(新生代): なぜ私たちには「心」があるのか?絶妙なタイミングで起こった地球内部の現象とともに考える。【授業外学習】どのような偶然が、私たちに「心」を授ける進化のきっかけとなったのか、講義ノートの流れを追ってみよう。14【内容】4.大陸の漂移:大陸は漂移するという考えはどうやって生まれ,どのように確かめられたか?【授業外学習】ウェゲナーさんの大陸移動説は、どのように否定され、どのように復活を遂げたのか、講義ノートを確認しておこう。15【内容】5.氷期と間氷期:地球温暖化を考える前に,有史以前にどれくらいの気候変動があったのか?【授業外学習】地球の過去の温度変化は、どのように調べることができるのか、講義ノートをまとめておこう。授業方法(1)スクリーンにパワーポイントによる画像・解説を映写しながら講義を進める。(2)ノートに理解した内容をまとめる時間を設ける。工夫しながら自分のための解説書を作成する経験を積む。ここで作成したノートは試験時に持ち込み可。(3)毎講義後に各自『その日レポート』作成の時間を設ける。その日のテーマについて理解したこと,更に理解を深めたい部分,講義で取り扱ってほしいテーマ・企画等を書いて頂き,参加者とともに講義を発展させていく。成績の評価方法(1)定期試験によって成績評価を行なう。試験には講義時に各自作成したノートを持参。それを活用し答案を組み立てる。(2)参加者の氏名の確認を心がけ,毎講義後の『その日レポート』や講義中のやり取りを成績評価に反映させる。(3)希望者のみ:より高いレベルの評価を望む受講者には,地球科学に関するレビュー論文 (字数: 10,000字相当以上 )を募り,成績優秀者(学内に掲示)は試験免除の上,成績評価を Sまたは Aとする。成績の評価基準定期試験 70%,『その日レポート』の評価や講義への参加・協力姿勢 30%の割合で,総合得点 60点(100点満点)以上を合格とする。試験では,講義で紹介した内容を自分の知識として取り込めているかどうかを評価する(暗記不要)。具体的には,各トピックスについて,自分の文章・図解によって第三者に紹介できるかどうかを重要視する。レビュー論文による評価希望者には別途指導するが,上記通常評価において 90点以上に相当するクオリティーの論文を要求する。教科書参考文献No書籍名著者名出版社価格ISBN/ISSN1.『理科年表』文部科学省国立天文台 (編)丸善株式会社2.『生命と地球の歴史 (岩波新書 )』丸山茂徳・磯崎行雄岩波書店3.『図説地球科学』杉村新・中村保夫・井田喜明 (編)岩波書店16・17 地球と生命 (工藤)-41 -

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