2018年度秋学期開講科目
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科目名世界の中の日本科目名(英訳)Japan in the World科目ナンバーNA337B04詳細情報担当者(非)は非常勤講師大澤 肇単位数2開講学年2年開講セメスター秋期毎週対象学科 選択・必修必修:選択:NA他学科受講履修順序・履修情報担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付け学科専門科目の「世界と日本研究科目」として配置されている。身につく基礎力傾聴・受信力 クリティカル思考力授業の主旨(概要)授業テーマ:同時代史としての戦後東アジア史日本を知るうえで欠かせないのは、日本の現代史(受講者の皆さんの父母あるいは祖父母が生きた時代)及びそれに影響をもたらした東アジア諸国・諸地域(具体的には、中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、台湾、香港及び日本などを指す)の現代史である。なぜならば、こうした東アジア諸国・諸地域とは、経済や人的交流の点で、日本との関係がより密接になりつつあるからである。本講義では、こうした東アジア諸国・諸地域について、日本によって強制的に一つになったアジア・太平洋戦争(大東亜戦争)時期から始めて、各国・各地域によって発展の様相が異なった冷戦時期、そしてグローバル化と地域一体化が進む1990年代末までの歴史を概説する。これによって、受講者は東アジア諸国・諸地域についての基本的な知識を得ることができ、また現代史は、歴史認識問題などで、現在進行形で国際関係を規定する要因でもある。これらは、異なった年代や国籍の人間とビジネスやコミュニケーションをしなければならない社会人としての常識でもあるし、公務員を志望する者は、公務員試験の出題範囲内でもあることに留意されたい。なお、講師の専門領域から、本講義では、中国・台湾を中心にして話を進めるが、適宜韓国・東南アジアなどについても言及する。また、本学がESD教育を推進していることから、それに関連させて本講義では特に持続性の視点から、東アジア諸国の発展・開発について見ていきたい。具体的達成目標1)日本を含む、東アジア諸国・諸地域の現代史及びその関連性などを説明できる。2)第二次世界大戦後における東アジア諸国の発展の特徴などを説明できる。1【内容】第1回 ガイダンス/アジア・太平洋戦争(大東亜戦争)前史【授業外学習】ライブラリを通して配信した資料を用い、予習を行う。2【内容】第2回 1940年代:アジア・太平洋戦争(大東亜戦争)の展開(1)【授業外学習】授業の復習を行う。ライブラリを通して配信した資料を用い、予習を行う。3【内容】第3回 1940年代:アジア・太平洋戦争(大東亜戦争)の展開(2)【授業外学習】授業の復習を行う。ライブラリを通して配信した資料を用い、予習を行う。4【内容】第4回 1940-50年代:占領と東アジアにおける脱植民地化【授業外学習】授業の復習を行う。ライブラリを通して配信した資料を用い、予習を行う。5【内容】第5回 1940-50年代:日本の再独立と東アジアにおける冷戦の展開【授業外学習】授業の復習を行う。ライブラリを通して配信した資料を用い、予習を行う。100 世界の中の日本-212 -

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