2018年度秋学期開講科目
132/228

科目名WebデザインA科目名(英訳)Web Design A科目ナンバーHI113B01詳細情報担当者(非)は非常勤講師柊 和佑単位数2開講学年1年開講セメスター秋期毎週対象学科 選択・必修必修:選択:HI他学科受講履修順序・履修情報担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付けコミュニケーション学科専門教育科目の中の文化情報デザイン発展科目として位置づけられる。文化情報デザイン発展科目は, 情報の可視化や発信のための実践的な技術を身につけるための表現系スキル科目群である。本講義はWebページのデザインを学び, グローバル・レベルでの責任ある情報発信を行うための固有の問題を理解するための科目である。身につく基礎力プレゼンテーション力 ICT活用力授業の主旨(概要)Webを使って公開されるコンテンツは、もとを辿ればコンピュータの誕生以前から存在するものである。本講義ではWebにおける情報の表現手法に関して、その歴史的背景を中心に解説し、Webを利用したサービスのデザインについて理解する。なお、解説にはWebを中心としたエンタテインメントコンテンツを多く扱う。ガンダムから刀剣乱舞、艦これ、2ch、なろう、ニコニコ動画といったキーワードを前提知識として解説を行うため、各自自習しておくことが望ましい。なお、この講義ではコンピュータを多用するため、各自自由に使えるコンピュータを用意しておくこと。具体的達成目標「文字情報」「制止画情報」「動画情報」の3カテゴリの概要とそのディジタル化を中心に扱い、最終的に各カテゴリの「未来的コンテンツ」について考えることで新たなWebを利用した情報発信の方法・デザインを考察する。講義では各カテゴリの歴史だけでなく、ここ数年で話題になっているサービスや人知れず消えていったサービス等についても、適宜解説を行う。さらに、必要に応じて著作権、色彩などの解説も行う。そして、総合的にWeb上のサービスについて理解を深めるだけでなく、考察を進めるための技術的素地の獲得を目的とする。なお、カテゴリ毎にWebページに関する技術的な課題が出題される。成績は授業参加度の他、これらの課題によって決定される。1【内容】ガイダンス授業内容の概要と基礎知識の確認を行う【授業外学習】2【内容】文字情報コンテンツ1ーー古代文字の面白さルーン文字やヒエログリフなど、文字の誕生を通じて、情報を記録することの意味を考える。【授業外学習】課題1の内容を示す。3【内容】文字情報コンテンツ2ーー本の誕生と文字文化の醸成文字情報コンテンツの発展を通じて、情報の流れを中心に据えた世界の動きを見ていく。【授業外学習】4【内容】文字情報コンテンツ3ーーWeb小説と2ch、SNSとメッセンジャーのデザインWeb上の文字情報コンテンツを通じて、Web小説や2ch、Twitter、LINEといった情報の双方向通信について考える。近年の技術革新についても考察をすすめ、文字情報の未来を考察する。【授業外学習】5【内容】静止画情報コンテンツ1ーー写真の誕生とプリクラ、Webと絵を共有する仕組み図書などの制止画情報コンテンツの発展を通じて、視覚情報を表現する技術について概観する。また、Web上の制止画情報コンテンツを通じ、視覚情報のもつ意味を考える。特に、pixivやWebマンガの仕組みを概観する。65 WebデザインA-132 -

元のページ  ../index.html#132

このブックを見る