2017春学期開講科目シラバス
94/258

科目名国際会計論科目名(英訳)International Accounting科目ナンバー詳細情報担当者(非)は非常勤講師阿部 仁単位数2開講学年3年開講セメスター春期毎週対象学科 選択・必修必修:選択:BA他学科受講履修順序履修情報担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付け会計学の基礎的な知識があることを前提に国際会計の諸問題,国際的な経営戦略を学ぶ科目である。身につく基礎力授業の主旨(概要)企業活動の国際化や資金調達の国際化によって,企業を取り巻く利害関係者は国内だけにとどまらず,全世界に広がっている。そのため各国で異なっている会計基準を統一しようとする動きが世界的に主流となっており,国際財務報告基準と呼ばれるグローバル基準が世界100か国以上で使用されている。本講義ではそのような現状をふまえ,会計国際化の歴史・最新の動向を理解するとともに,日本の会計基準がどのように国際基準と収斂してきたかを明らかにしながら,日本の会計を取り巻く諸問題について考えてみたい。具体的達成目標1.国際基準が作成されるようになった経緯が説明できる2.国際基準をめぐる世界各国の対応の違いを理解できるようになる3.日本基準と国際基準の具体的な相違点とその内容を言及できる4.今後の世界の会計基準のあり方について、自分なりの考えを持つことできるようになる1【内容】第1週 ガイダンス 企業の国際化と会計制度【授業外学習】企業が国際化する理由をまとめ、その結果が会計に与える影響を整理する。2【内容】第2週 国際会計の歴史1 国際会計基準の誕生【授業外学習】国際基準が生まれた経緯と時代背景、その発展のプロセスを文章で説明する。3【内容】第3週 国際会計の歴史2 国際財務報告基準(IFRS)の誕生【授業外学習】IASからIFRSに変更した理由、その後のIFRSの発展についてまとめる。4【内容】第4週 会計基準をめぐる欧州の動向1【授業外学習】EUが誕生した経緯、EUの経済政策と会計との関係について調べてみる。5【内容】第5週 会計基準をめぐる欧州の動向2 同等性評価問題【授業外学習】同等性評価の意味と結果、同等性評価が世界各国の会計政策に与えた影響についてレポートにまとめる。6【内容】第6週 会計基準をめぐるアメリカの動向45 国際会計論

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です