2017春学期開講科目シラバス
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授業計画【授業外学習】際に換算が出来るようにしておく。また、近年望遠鏡の性能が急激に良くなった理由について具体的に説明できるようにしておく。2【内容】【第2週】恒星の世界とその一生:絶対等級、HR図、原始星、主系列星、赤色巨星【授業外学習】中学までの理科で学習した星座のうちオリオン座に関してと恒星である北極星に関して、それぞれ夜空での形や明るさなどについて具体的に復習をしておく。また、恒星の等級が1、2、3、4と変わると共に、明るさがどれだけ変化するのかを実際に計算しておく。更に恒星の質量によって寿命がどのくらい変化し、最後の迎え方がどのように異なるのかを具体的に説明できるようにしておく。3【内容】【第3週】太陽と太陽系の形成:太陽の層構造、黒点と11年周期、微惑星、原始惑星【授業外学習】第2章の配布資料を元に、太陽の絶対等級やスペクトル型などについて確認しておく。また、太陽の黒点の数と周期活動の関係について具体的に説明できるようにしておく。更に太陽系の惑星形成について、内側と外側の領域ではどのような違いがあったのかを確認しておく。4【内容】【第4週】地球の誕生と大気の進化:マグマオーシャン、金属核の形成、二酸化炭素の減少と酸素の増加【授業外学習】第3章の配布資料を元に、太陽系の地球型惑星の形成について確認しておく。また、地球が誕生するまでの過程においてマグマオーシャンや金属核の形成が起きた時期の原始地球のサイズを具体的な数値で示すことが出来るようにしておく。更に、大気が進化する過程で二酸化炭素の減少と酸素の増加が起きた具体的な原因について確認しておく。5【内容】【第5週】月の形成と軌道進化:ジャイアントインパクト説、月の潮汐【授業外学習】中学までの理科で学習した月に関する内容を復習して、その大きさや距離、公転周期などについて確認しておく。また、月の形成に関する4つの説の概要と巨大衝突説の優位性について具体的に説明できるようにしておく。6【内容】【第6週】ハビタブル・ゾーン〜生命生存可能領域:有機物の化学進化、放射平衡温度【授業外学習】第2章の配布資料を元に、恒星の質量と寿命の関係について具体的な値を確認しておく。また、元々は天体表層に液体の水が存在できる温度範囲を示していたハビタブル・ゾーンが拡張されて、現在どのような条件が考慮されているのか、具体的な例を示しておく。7【内容】【第7週】生命の誕生と全海洋蒸発:最古の化石、ミラーの実験、熱水噴出孔【授業外学習】第4章の配布資料を元に、原始の地球大気にどのような成分が含まれていたかを確認しておく。また、生命が誕生した場所の候補として熱水噴出孔が挙げられる具体的な理由を説明できるようにしておく。更に、後期重爆撃期に地球への隕石衝突の頻度がどれくらい上昇したかを数値で示すことが出来るようにしておく。8【内容】【第8週】地球の年代決定法:示準化石、放射年代、相対年代と絶対年代【授業外学習】中学までの理科で学習した化石のでき方と元素の同位体について復習をしておく。また、示準化石として用いる事ができる生物の特徴について説明できるようにしておく。更に、放射性同位体の量が半減期を過ぎる毎に、どのように変化していくかを数値で示しておく。9【内容】【第9週】大陸の移動:大陸移動仮説、プレートテクトニクス、大陸配置の復元【授業外学習】地図帳などを使って、南アメリカ大陸の東側の海岸線とアフリカ大陸の西側の海岸線が大西洋を挟んで非常に似た形をしていることを確認しておく。また、日本列島周辺にはどのようなプレートがあって、相互にどの様な向きに動いているのかを具体的に説明できるようにしておく。10【内容】【第10週】地球の衝突クレーター:クレーターの分布、日本の衝突クレーター候補【授業外学習】第7章の配布資料を元に、巨大隕石が地球に衝突した場合に起こる事象について復習しておく。また、地球上で衝突クレーターが多く見つかっている場所と全く見つかっていない場所を確認して、その理由を具体的に説明できるようにしておく。11【内容】【第11週】全球凍結:全球凍結の引き金、解凍のプロセス、仮説への反論【授業外学習】第6章の配布資料を元に、温室効果が起こる仕組みについて復習しておく。また、全球凍結が起こった原因について、2つの説を具体的に説明できるようにしておく。更に、どのようにして全球凍結の状態を脱することができたのかについて、具体的な内容を確認しておく。12【内容】【第12週】カンブリア大爆発:真核生物、エディアカラ動物群、生物の多様化【授業外学習】中学までの理科で学習した人間の細胞に関して、その構造などについて復習しておく。また、カンブリア爆発前後で生物に起きた変化について、具体的な例を挙げて説明できるようにしておく。13【内容】【第13週】生物の大量絶滅1:1回目から4回目までの大量絶滅、生物の上陸、は虫類の誕生【授業外学習】第8章の配布資料を元に、地質時代とその時に繁栄していた生物について復習しておく。また、5度の大量絶滅のうちの4回目までが、いつ頃どの様な理由で起こったのかを具体的に説明できるようにしておく。14【内容】【第14週】生物の大量絶滅2:5回目の大量絶滅と隕石衝突、恐竜の繁栄と絶滅【授業外学習】第10章の配布資料を元に、地球上で確認されている主な衝突クレーターについて復習しておく。また、5回目の大量絶滅の原因が隕石衝突だと考えられる根拠について具体的に説明できるようにしておく。15【内容】【第15週】人類の出現:ほ乳類の発展、人類の進化【授業外学習】霊長類と人類の違いはどこにあるのかを事前に考えておく。また、ホモ・サピエンスまでの進化の道のりを具体的な事象と共に説明できるようにしておく。18・19・20 地球と生命

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