2017春学期開講科目シラバス
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授業計画6【授業外学習】授業で触れた環境復元のための歴史学的方法(歴史文献分析等)の手法について復習をする。7【内容】はげ山の形成と人間の経済活動【授業外学習】授業で触れた歴史学的方法(文献分析)を用いて明らかになった人間と環境の関わりについて復習をする。8【内容】山村での環境利用と生活【授業外学習】以前学習した里山、人工的森林荒廃(はげ山)と、授業中に見たDVD「ふるさとの伝承」における中部山村における生活との関連性について整理しておく。9【内容】民俗分類と環境区分【授業外学習】授業で触れた(認識)人類学的方法(フィールドワークを通じた民俗分類の解明等)の手法について復習をする。10【内容】自然環境の認識と農業土地利用【授業外学習】授業で触れた(認識)人類学的方法(フィールドワークを通じた民俗分類の解明等)で明らかになった人間と環境の関わりについて復習をする。11【内容】輪中地域の開発と水害【授業外学習】これまで学習した視点(里山、天井川、共同利用地等)を使用しながら、過水地域の環境について整理する。12【内容】雲仙普賢岳の噴火と歴史資料【授業外学習】これまで学習した視点(人間の環境利用と信仰等)を使用しながら、災害地域の環境について整理する。13【内容】阪神大震災と人々の対応【授業外学習】これまで学習した視点(人間の環境利用と信仰等)を使用しながら、災害地域の環境について整理する。14【内容】棚田とライステラス:アジア稲作地帯の環境と文化【授業外学習】これまで学習した視点(里山、共同利用地等)を使用しながら、山岳地域の環境利用手法について整理する。15【内容】まとめ【授業外学習】試験に備えて①3つのアプローチ方法と、②人間と自然環境の関わり方について整理検討する。16【内容】筆記試験【授業外学習】特になし。授業方法講義形式で行う。必要に応じて授業中に作成する即日レポートを課す。成績の評価方法即日レポートと出席態度(全体の30%)、および筆記試験(全体の70%)によって評価する。成績の評価基準筆記試験については、授業全般の理解度ともに、地理学を基盤とした人間生活と自然環境の関わりについての視点を習得したかを評価基準とする。また即日レポートでは、以上の評価基準の他、自分なりの視点を持って論理的に作成されているかを評価基準とする。教科書参考文献No書籍名著者名出版社価格ISBN/ISSN1.『森と文明の物語』安田喜憲ちくま新書2.『講座文明と環境6 歴史と気候』吉野正敏・安田喜憲編朝倉書店3.『森林はモリやハヤシではない』四手井綱英ナカニシヤ出版4.『増補改訂 はげ山の研究』千葉徳爾そしえて5.『里地里山文化論』養父志乃夫農文協備考教科書は指定しない。担当者の配布するハンドアウト(プリント)等を資料として用いながら講義を行なう。これらのハンドアウトは常に持参すること。なおこの授業は「C.半分以下程度の授業時間で、着実に英語(あるいはその他外国語)の利用を図る授業である。」に該当する。特に授業中に,希望者のためのインセンティブ課題として,授業内容に密接に関係した英語資料の読解を出題する。111 人間と環境

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