2017春学期開講科目シラバス
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科目名国際経済学科目名(英訳)International Economics科目ナンバーNA238D01詳細情報担当者(非)は非常勤講師戸田 優男単位数2開講学年2年開講セメスター春期毎週対象学科 選択・必修必修:選択:NA他学科受講履修順序履修情報担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付け学科専門科目の「国際政治経済科目」として配置されている。以前に「経済学概論」を受講していることが望ましい。身につく基礎力傾聴・受信力 クリティカル思考力授業の主旨(概要)朝も夜も平日のテレビの国内ニュースでは、円が安くなった・高くなった、米国の株価が上がった・下がったなど毎日報道する。こうした情報はそれほど重要なのだろうか。誰にとってどのような影響があるのだろうか。また、国際的なニュースでは必ずと言っていいほど経済のことが取り上げられる。多くの場合、ある国と別の国々との比較ということになるが、言葉も文化も政治体制も異なる国々を国際比較するとき、どのような点に注意を払ったらよいのだろうか。本講義では、とっつきにくい専門用語をイラスト図や実際のデータを使うことによって理解しやすく工夫するとともに、いくつかの国や地域に関して最新の経済事情を紹介することにより“現在の”グローバル経済にも親しめるきっかけ作りを行う。具体的達成目標経済学の事象を国際的に見てみることは、これまでも重要であったが、今後もその重要性は減じることがないだろう。経済学の理論をいくつか学び、国際経済がどういう仕組みで変動し、互いに影響し合っているのかを理解することが大切である。さらに、こうした学問的成果が、現実に生起している世界各国の経済事情をどの程度に説明し得ているのかを実地に検証することも忘れてはならない。この授業では国際経済を“理論”と“実際”の両面から学んでいく。1【内容】【第1回】 「円安はどこまで続く?国内外へのその影響は?」【授業外学習】事前:指定図書の『国際経済学入門』を読む。事後:同書のなかの「外国為替」について演習問題をやってみる。2【内容】【第2回】 「円高(ドル安)」、「円安(ドル高)」徹底研究【授業外学習】事前:指定図書の『国際経済学入門』を読む。事後:同書のなかの「外国為替」について演習問題をやってみる。3【内容】【第3回】 外国為替市場 そして「ユーロ」は、どうなった?外国経済事情(ヨーロッパ)徹底研究 その1:チェコとハンガリー【授業外学習】事前:指定図書の『国際経済学入門』を読む。事後:同書のなかの「欧州連合:EU」について演習問題をやってみる。4【内容】【第4回】 国民所得会計と国際収支外国経済事情(ヨーロッパ)徹底研究 その2:バルト3国【授業外学習】事前:指定図書の『国際経済学入門』を読む。事後:同書のなかの「欧州」について演習問題をやってみる。【内容】【第5回】 世界経済の“国際比較”とは、どういうことか? その1 「GDP」という指標101 国際経済学

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