2017春学期開講科目シラバス
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科目名広告と表現科目名(英訳)Advertising and Expression科目ナンバーHI239B01詳細情報担当者(非)は非常勤講師伊藤 俊一(非)単位数2開講学年2年開講セメスター春期毎週対象学科 選択・必修必修:選択:HI他学科受講履修順序履修情報担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付けコミュニケーション学科専門教育科目の中の文化情報デザイン応用科目のうちの社会情報科目である。社会情報科目は, 社会と情報の関係を把握するための科目群であり,社会の諸集団・諸制度と情報流通の関係やその課題を探求し, それを解決するための意欲を涵養することを目的とする。本講義では, 消費社会の成熟と情報化社会の進展に伴い広告戦略も多様化し変化しつつあることに注目しつつ, 広告が社会において果たしている役割を, その歴史を含めて広く批判的に検討するとともに, 今必要とされている広告について考えるための科目である。身につく基礎力コミュニケーション力 ディスカッション力授業の主旨(概要)広告は企業にとって問題解決の手段のひとつ。各企業とも、自社のイメージや商品(製品)を消費者に正しく伝えるかということに日々腐心している。そのメッセージが込められた広告は、企業の経営への取り組みを表わす指標であり、そこに表現されていることは、日々の企業活動の凝縮といっても過言ではない。広告は企業の消費者に対するコミュニケーション手段である。この広告の伝達方法がインターネットの普及で大きく変化してきた。従来の広告手法に加え、インターネットやビッグデータをどのように活用し、効率よく広告を伝えるか?消費者は広告から何を感じ、消費行動につなげるか?さまざまなメディアに展開する広告の在り方の変化を検証し、より効果的な広告表現とその伝達手法について学ぶ具体的達成目標広告は、時代がどのように変化しても言葉力に大きく作用される。いかに消費者に訴え、印象に残る表現ができるか、メディアがいかに多様化してもその目的は変わらない。広告の対象であるモノの本質を理解し、それをいかに伝えるか。インターネット、ソーシャルメディアが日常となって、広告のスタイルが従来と大きく変化する中、メッセージ性の高い広告も増えている。講義では、さまざまな事例を検証しながら、グループでの議論を交え、後半には実際に広告制作に取り組むことで、情報発信の表現技術を身につけること目標とする。1【内容】第1回 広告とメディア。4大メディア依存からの変化。【授業外学習】生活環境にある広告を注意深く見る習慣をつける。全部を通し、社会の関心事を常にチェックし、言葉や表現、音楽への感度を高める2【内容】第2回 広告表現の検証・・・出版、新聞【授業外学習】印象に残った広告をチェックする3【内容】第3回 広告表現の検証・・・テレビ、ラジオ【授業外学習】耳目に残ったコマーシャルの何が気になったかをチェックする4【内容】第4回 広告表現の検証…インターネット。SNSの広告。ソーシャルメディアと広告手法【授業外学習】ネット閲覧の際にどのような広告が目に飛び込んでくるか、注視してほしい5【内容】第5回 テレビCM 企業のイメージ戦略比較71 広告と表現

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