2017春学期開講科目シラバス
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科目名レーザ・プラズマ工学科目名(英訳)Laser & Plasma Electronics科目ナンバー詳細情報担当者(非)は非常勤講師武藤 敬単位数2開講学年4年開講セメスター春期毎週対象学科 選択・必修必修:選択:ED他学科受講履修順序履修情報担当者及び時間割カリキュラムの中での位置付けこの授業は電子現象である「量子電子物理」を基礎とした産業応用であるレーザ工学、プラズマ工学を一体とした科目である。電子物性学や電子デバイスとしての「ものつくり」に関係する。応用例として、プラズマプロセスを用いてエッチングや製膜を行うドライプロセスの技術を「レーザ・プラズマ応用」の分野とし成長した。授業ではプラズマプロセスの基礎を理解することを目的とする。 レーザー工学ではレーザーが拓く21世紀の夢に述べている未来社会について述べるとともに、その基礎事項を講義して理解することを目的とする。産業界においては半導体プロセス産業,材料部品工業や素材産業に就職する学生には必須となる。身につく基礎力授業の主旨(概要)レーザとプラズマの応用は現代の社会に広く浸透し、社会に役立っている。レーザは20世紀最大の発明とも言われ、通信、工業製品の加工、医療、科学、等の多くの分野で活用されている。プラズマは身近なところから宇宙や地球規模の分野に広く存在し、複雑な振る舞いをしながら、加工技術に、ディスプレイに、エネルギー分野にと広く応用が進んでいる。レーザとプラズマの基礎を理解して、工業、医療、科学等の応用分野の理解と基礎を学習する.具体的達成目標レーザの発振原理と多種のレーザの機構を学習し、レーザ媒質と発振波長と原理を分類して理解する.また発振波長と応用分野の種類を分類し将来の工業応用分野について学習する。プラズマの温度密度領域を大別し、その性質と応用分野を区別して記述できること、またプラズマの各種の領域での振る舞いと、科学分野での応用と発展を理解することが目標である。1【内容】レーザの概要と性質、発振原理【授業外学習】ノートと配布資料を使って復習と予習により理解を深めること2【内容】アインシュタインの関係式、利得係数、光共振器、レーザのモード【授業外学習】ノートと配布資料を使って復習と予習により理解を深めること3【内容】絶縁体レーザの動作原理、Nd:YAGレーザ、Nd:ガラスレーザ等【授業外学習】ノートと配布資料を使って復習と予習により理解を深めること4【内容】半導体レーザ、気体レーザ、液体色素レーザ、自由電子レーザ等【授業外学習】ノートと配布資料を使って復習と予習により理解を深めること5【内容】レーザ光の性質、スペクトル、コヒーレンス、Qスイッチ【授業外学習】ノートと配布資料を使って復習と予習により理解を深めること【内容】レーザを用いた計測、科学研究への応用5 レーザ・プラズマ工学

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