工学部パンフレット
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4MESSAGE未来を創造するものづくりのプロフェッショナルへ中部大学 工学部長松尾 直規教授2019年、中部大学は開学55周年を迎えました。工学部の卒業生は、中部地区を中心に産業界で広く活躍しています。現在も「あてになる技術者」の育成をめざすという当時からの理念を貫きつつ、時代のニーズをふまえた人材の育成に力を入れています。工学の専門知識・技術はもちろんのこと、幅広い知見やコミュニケーション力といった人間力、世界に飛躍するための語学力、そして社会の変化に対応するための複数領域にわたる工学の知識など、社会が求める力を修得できる環境を用意しています。たとえば、2014年度から工学部全学科の必修科目となった「創造理工学実験」では、「仮説を立て、実行し、検証する」といったものづくりの一連の流れを体験します。また授業やゼミ以外で、興味を持ったテーマの探究に取り組む学生の自主的な活動も支援しています。みなさんにもこうした環境を利用して積極的に学び、地域だけでなく国内外で活躍されることを期待しています。234ADMISSION POLICY中部大学の建学の精神「不言実行、あてになる人間」をもとに、「はつらつとした姿勢で創意工夫を行い、誠意と勇気を持って決断し、速やかに実行に移すことによって、人々の福祉・幸福の向上に貢献できる技術者「創意はつらつCHUBUエンジニア」(研究者や教育者も含みます)の育成をめざします。工学部の教育理念・使命工学部では、「人間形成に必要な教養、普遍的な幅広い基礎知識、専門知識と実務知識ならびにその応用力を修得し、時代の要請に応えさらに時代を先取りする工学的技術開発の手法とそれを支える基礎学理を学ぶとともに、発想を具現化するための複眼的な論理思考法を訓練する。それにより、地域社会から国際社会において幅広く柔軟に活躍できる能力を身につけ、開拓者精神が旺盛で心身共に健全な技術者(研究者や教育者も含みます)」の育成をめざします。 工学部の教育目的工学部は学生の視点に立った誠意ある教育をめざします。■学生の資質に合致した教育■自主・自律・自発的に能力を開発する教育 ■自らの論理と信念で行動できる能力を涵養する教育■総合的視野を涵養する教育■社会のニーズを満たし、そこにシーズを与える創造的実践能力を涵養する教育工学部の教育基本方針工学部では、「入学者として迎え入れたい人物」を選抜するために、多様な選抜方法を採用しています。それには、「一般試験」方式、「AOポートフォリオ試験」方式、「推薦試験」方式と「特別選抜試験」方式の4種があります。工学部の入学者選抜制度入学後みなさんに「工学部の教育目的」を達成していただくために、下記の資質を持った人物を選抜します。 ■進取の気質に富み、使命感を持って物事に取り組む志と覇気のある人■理系科目が好きで、工学とその周辺分野に旺盛な知的好奇心を持つ人■広く物事を捉えることができ、人間や社会を思いやる豊かな心情のある人 工学部の入学者として迎え入れたい人物像15自ら学び 身につける工学のこれからに挑戦するエンジニアへ OurCreative mind andHeart of sincerity contribute toUniversal welfare withBrave decisions andUndelayed actions.

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