工学部パンフレット
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3POINT1POINT5POINT4POINT3POINT2自ら学び、修得することで技術者として活躍する力の礎となる。工学部の学び工学部で学んでほしいこと。それは工学の基礎・専門知識や技術だけではなく、実践の場で生かせる応用力や論理的思考に基づく発想力です。日々の学びのなかで意識して修得することは、将来技術者として地域社会はもちろん国際社会へ出たときに活躍の機会を作り、時代や状況の変化に柔軟な対応ができる力の礎になるはずです。デザイン能力とは「必ずしも解が一つでない課題に対して、種々の学問・技術を統合して実現可能な解を見つけ出していく能力」です。これからの時代の「ものづくり」には欠かせない能力です。体験学習を通して「ものづくり」に対する「デザイン能力」を「カラダ」で覚え、磨きあげる。先端知識の多くは時代とともに変化しますが、基礎知識は普遍です。したがって、時代が変化したり、職場を移って取り扱う“もの”が変わっても、その都度役に立つのは普遍的な基礎知識の応用です。科学技術を取り巻く環境の変化に対応するために必要な「複数の専門分野にまたがる基礎」を身につける。“もの”が高度化・複雑化すればするほどチームで取り組むことが必要になり、コミュニケーション能力が求められます。日本語と外国語(特に英語)によるコミュニケーション能力を身につけ、コミュニケーションに必要なコンピュータ・リテラシー(情報機器を使いこなす能力)もしっかりと身につけます。チームで仕事をするための 「コミュニケーション能力」を磨く。現代社会の生産性を決定する最大要因は人間全体の創造力です。この創造力は一人ひとりの持つ知恵のぶつかり合いによって磨かれます。それには、一人ひとりが自らの論理と信念に基づいて意見を述べることが求められます。そのために、個人個人が物事を正しく判断する力を養うのに必要な教養を身につけておくことが不可欠です。専門職業人やその他の有識社会人として 「個の人間形成に必要な教養」をしっかり身につける。新しい“もの”を作るための技術開発が可能かどうか、出来上がった“もの”を社会が受け入れるかどうかを正確に推測するためには、上記POINTを組み合わせた総合的視野が必要です。この中には「工学倫理・技術者倫理的洞察力(たとえば、経済的には有利だが、一方で環境面や安全面の観点からは危惧があるというような課題に対する対処の仕方など)」も含まれます。高度化・複雑化した社会で技術者として生きていくために必要な 「総合的視野」を身につける。教育のPOINTデザイン能力教 養コミュニケーション能力複数の専門分野にまたがる基礎総合力TOPICSJABEEによる技術者教育プログラムの認定都市建設工学科、建築学科、応用化学科の3学科が、JABEE(日本技術者教育認定機構)による技術者教育プログラムに認定されています。該当する学科・コースを所定の成績を修めて卒業すると、「技術士」という国家資格の1次試験が免除されるほか、海外にも通用する教育機関の卒業生・修了生として、国内外で高い評価も得られることになります。機械工作実習室実習作品工学部コンピュータ教育支援室SCOPE

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