工学部パンフレット
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37宇宙航空理工学科専門性と創造性を兼ね備えたグローバルな技術者に近づくカリキュラム取得が期待される資格想定される主な進路●CATIA認定技術者●CAD利用技術者●情報処理技術者●機械設計技術者●航空特殊無線技士●航空無線通信士●技術士・技術士補●高圧ガス製造保安責任者●火薬類取扱保安責任者●電気主任技術者(第3種)上記の記載内容は予定であり、変更する場合があります。生きた現場での学びを重視し、2年次には大手航空機メーカーから部品製造や設計を行う中小企業まで、さまざまな企業で「工場見学」と「工場実習」を実施します。開発や設計・生産の第一線で活躍する技術者の方々を講師に招く「特別講義」を開講。宇宙航空産業で働く心構えから業界展望まで、ここでしか得られない情報に触れるチャンスがあります。コンピュータ教育施設には、宇宙航空業界および自動車業界の標準ツールである3次元CAD“CATIA”や数値解析ソフト“MATLAB”を本学科の全学生数分導入。在学中にしっかりと使い方を身につけられます。宇宙航空分野で活躍できるように宇宙航空の専門科目を学ぶとともに英語力を身につけます。また、これらを支える工学の専門科目として機械・材料・電子情報などを学ぶことにより、幅広い分野への就職が期待できます。ボーイング社を中心とした航空産業の集積地であるワシントン州にて、工場見学、博物館見学や飛行機の操縦を体験できる海外研修に参加できます(希望者のみ)。また、中部大学の留学プログラムを利用した学生の派遣も、積極的に行います。少人数教育で一人ひとりをサポート第一線の技術者を招く「特別講義」CATIAとMATLABをマスター宇宙航空工学の専門分野を核として機械・電子情報分野を総合的に修得米国航空機産業の集積地での海外研修定員は80人です。専門必修科目の講義は40人×2クラスで実施。ほかにも教員が一人ひとりの興味に合わせた自主活動にアドバイスするなど、主体的な学びをサポートします。宇宙機・航空機づくりの現場で学ぶ 先輩からのメッセージ宇宙やロケットに魅力を感じて入学しましたが、ボーイング社の工場見学を含む「シアトル短期研修」を9月に経験して、航空機にも関心が広がりました。その後スタートした文部科学省航空人材教育プログラム「飛行機工房」では、初級滑空機(グライダー)の製作をめざして、現在は図面の見方や主翼の構造などを勉強中。さらに春休みには「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」の技術交流会にも参加して刺激を受け、自分で設計・製作したラジコン飛行機を在学中に飛ばすという目標もできました。充実した講義や演習に加えて、このように多様な体験ができる宇宙航空理工学科でこれからも学び、将来は航空機の設計や生産に携わるエンジニアをめざします。ボーイング社見学や滑空機製作など多様な経験を通じて航空機を学ぶ。・就職 航空関連企業等の製造業 宇宙関連企業等の製造業 自動車関連企業等の製造業 機械工作分野 電子情報分野 IT分野(AI、情報処理、画像処理など) 材料分野・進学 国内外の大学院 中部大学大学院にも宇宙航空理工学専攻の設置 (2022年度)を構想中宇宙航空理工学科2年 稲垣 達也さん愛知県 愛知工業大学名電高等学校出身

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