工学部パンフレット
28/40

27ロボット理工学科ロボット共存社会を実現できる、質の高いロボットエンジニアを育てます。現代社会におけるロボットは、産業用だけでなく、お掃除ロボットやペットロボットなど、家庭でもなじみ深いものとなりつつあります。また、人間の身体機能支援・補助、医療や宇宙産業などの幅広い領域でロボットが必要とされています。これからは単なる道具としてではなく、人間社会の中で人とロボットとが共存しながら社会が形成されていく時代がやってきます。ロボット理工学科では、こうしたロボット共存社会を実現するための未来志向型の技術開発ができる質の高いロボットエンジニアを育てます。1 ものづくりに対して強い関心を持つ人2 数学・物理などの理学的な側面だけでなく、機械、電気、電子、情報工学、生体医工学など  ロボット工学に関する広範な領域を勉強したいと思う人3 ロボット工学に関する高い創造性とコミュニケーション力を身につけた技術者として、社会で活躍したいと思う人Department of Robotic Science and Technology幅広い学問領域の知識を効率良く身につけられるよう、カリキュラムが工夫されています。学科専門教育科目は、理学、工学設計、プログラミング、制御・信号処理、生体・医療科学、創成科目に区分され、工学部共通教育科目とも連携し、体系的に編成されています。効率よく学べるカリキュラムを採用POINT3POINT2POINT4POINT1学生の見聞を広めるため、研究室を巡りながらそれぞれ特徴のあるプロジェクトをこなす「ゼミナールA」や、ピア・レビューしながらプロジェクトを推進する基礎力を養う「プロジェクト演習A・B・C」などの授業を用意しています。工学者としての基礎を養う多彩な授業研究や課題の解決には、上級生や多方面の研究者などと協力することが不可欠です。問題解決に取り組み、その結果を論理的に取りまとめ、他者に説明することや助言を得るなどの体験を通し、豊かなコミュニケーション能力を身につけます。考える力・高いコミュニケーション力を育成ロボット開発の知識・技術を身につけた人材は、直接ロボットを開発する仕事だけでなく、ロボット共存社会における、医療・福祉、製造・生産、災害・救助など、幅広い分野において活躍することが期待されます。卒業後は幅広い進路選択が可能求める学生像

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る