工学部パンフレット
20/40

19実験科目を重要視していることが応用化学科の特徴。1年次の「基礎化学実験」をはじめ、3年次の秋学期までに15の実験科目を用意しています。専門科目の講義で理論を知り、実験科目で五感を通じて現象を学びます。また、4年次の卒業研究は、テキストに載っていない実験に出会う場でもあります。各教員が取り組む研究に接することで、世界水準・最先端の化学を体得します。国際的に通用する化学技術者を養成すること、これが応用化学科の教育目標です。国際的な基準でも評価されるような質の高い技術・知識・教養と、問題解決能力を身につけるために企業と共同で実験を行います。さらに、デザイン能力、マネジメント能力、表現能力、コミュニケーション能力を養う「創成実習」など技術者に求められる倫理、環境問題などに対応する科目が充実しています。3年次より二つのコースを設定しています。一つは実行力のある化学技術者をめざす「エンジニア・コース」。そしてもう一つが、世界を舞台に活躍する先進的な化学技術者をめざす「スペシャリスト・コース」(JABEE認定コース)です。本コースを選択した学生には成績平均点などの数値目標を与え、条件をクリアした者にはコース修了を認定。この修了生には申請により技術士補の資格が与えられます。理論を知る講義はもちろん、五感で化学を学ぶ実験科目が充実。めざす将来や興味に合わせ、自己目標を明確にするコース制。高い専門知識と問題解決能力を備えた国際的に通用する化学技術者を養成。POINT3POINT2POINT1応用化学科素材革命、環境保全、次世代エネルギー。21世紀の課題を解くカギを握る応用化学を学ぶ。たとえば、素材革命。携帯電話の劇的な小型化をもたらしたリチウムイオン電池の開発は、化学技術なくしては達成できませんでした。応用化学科では、化学の基礎から応用、先端分野まで、幅広い学習の機会を用意し、素材分野だけでなく、環境・エネルギー分野にも貢献できる、問題解決能力の高い化学技術者を養成します。求める学生像学習・教育目標に基づき、本学科では次のような人を求めています。Department of Applied Chemistry1 化学が好きで実験も大好きな人2 有機EL、ナノ材料、液晶などの新素材の開発に興味がある人3 太陽電池や燃料電池などの新エネルギーの創成に興味がある人4 環境浄化に興味があり、また環境分析をやってみたい人

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る