工学部パンフレット
14/40

13卒業生からのメッセージ株式会社加藤建設コンストラクト事業部 勤務建設現場での仕事を志望していた学生時代、最も興味深く取り組んだのは測量学の実習です。測量をどのように行い、そこからどんな結果を求めるのかを経験しながら学びました。当時思い描いていた通り、現在は主にコンクリート構造物の施工管理に従事していますが、極めて高性能な測量機器を使用しても正しい計測結果が得られない現場があります。そんな場合でも別の方法を臨機応変に試すことができるのは、大学で測量の基本を理解したからだと思っています。また、総合大学ならではの環境で、さまざまな分野の講義を受けて身につけた知識と、多様な人との交友関係の中で培ったコミュニケーション能力も、現場での仕事に役立っています。現場で必要な応用力の基礎を固めた実習科目。和田 智恵さん (2017年3月卒業)三重県 桑名西高等学校出身カリキュラム●この他に、教員(工業高校など)、不動産業(開発、販売など)、ハウスメーカー、商業施設設計など、 関係の深いさまざまな業種に就職しています。就職率 100%の実績!(2018年度実績)主な進路技術士補優れた技術者を表す国家資格である技術士。卒業後、技術士補に登録して実務経験を積むと技術士の2次試験(1次は免除)が受けられます。測量士補測量技術者のための国家資格。卒業後、登録すれば資格が取得できます。さらに、一年以上の実務経験を得ることで、測量士の資格が得られます。■卒業と同時に取得できる資格■卒業により受験資格が有利になる資格 (実務経験年数の短縮など)取得が期待される資格道路・河川・港湾をはじめ、社会の基盤となる構造物や都市全体の交通ネットワークや景観の形成など巨大なものづくり(まちづくり)を支える基礎的な専門知識と実践総合的なデザイン能力を獲得できます。高校までの知識からスムーズにつなげるために、数学・物理の復習をしながら、次の実習/実験などが豊富に用意された専門科目に取り組みます。自主的な取組が重視される少人数での創成科目が充実し、また、100%の就職率が示すように、資格取得や就職につながる実践的な内容を備えています。力学の基礎知識を生かして、建設材料(コンクリートなど)、構造物(橋梁など)、水の流れ(管路など)、地盤などの特性や動きの法則などについて実験や演習を交えて実践的に理解していきます。土木の基礎知識を統合し、道路、橋梁、上下水道、堤防などの土木構造物を設計・施工・管理するためのデザイン技術と共に、都市全体の交通ネットワーク、景観づくり、災害対策などの計画・デザインに必要な知識・技術を学びます。災害、環境、高齢化など都市建設に関わるさまざまな問題を意識して、自ら課題を設定し、調査・解析・実験・計画・設計などに取り組む創成科目では、少人数でじっくりと学ぶことができます。集大成として、卒業研究に取り組みます。測量士などの資格取得や、公務員などの就職試験に直結する実践的な演習が充実しています。また、都市建設の現場の声を聞き、現場の体験もできます。土木の基礎知識の獲得総合的なデザインに応用自ら学ぶ創成科目資格・就職に直結【 構造設計学、コンクリート工学、水道工学、河川工学、海岸工学、地盤工学など/交通システム学、都市計画、まちづくり工学、都市防災工学、建設環境工学など 】【 構造力学、建設材料学、水理学、土の力学及び関連する演習・実験など 】【 建設創成工学、部門創成、卒業研究など 】【 測量学講義・実習、特別講義、インターンシップなど 】都市建設工学科1・2級土木施工管理技士1・2級管工事施工管理技士1・2級造園施工管理技士建設会社道路や空港などの建造物の工事や都市開発プロジェクトでの現場の管理者(現場監督)として活躍します。プロジェクトの企画に携わることもあります。コンサルタント専門的な知識を生かして、土木プロジェクトに必要な測量、調査、企画、設計などを担当します。大学院を経て就職する先輩も多くいます。公務員土木やまちづくりの計画立案、予算の獲得と工事の発注、構造物の維持管理など責任のある仕事を担います。国、都道府県、市町村の組織で活躍します。NDS(株)/大林道路(株)鹿島道路(株)/近畿日本鉄道(株)(株)熊谷組/(株)鴻池組ジェイアール東海建設(株)/清水建設(株)高砂熱学工業(株)/鉄建建設(株)東海旅客鉄道(株)(JR東海)(株)トーエネック(中部電力グループ)中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(株)名古屋高速道路公社/(株)NIPPO日本車輌製造(株)/(株)丸和運輸機関矢作建設工業(株)/国土交通省一宮市役所/春日井市役所知多市役所/美濃加茂市役所大口町役場/岐阜県教育委員会中部大学大学院 ほか製造業1.7%建設業69.0%その他13.8%教育3.5%公務員8.6%商業1.7%サービス業1.7%

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る