コモンズセンターパンフレット(一般)
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「コモンズ」は「共有の場所」を意味します。頭の中にある課題やアイデア、企画の内容など、初めは一人のひらめきでも、誰かに伝えると新たな発想や意見が出され、議論を交わす仲間が増えていきます。未知の思考や視点に出会い、互いから学び、成長する。そのプロセスこそコモンズセンターが提唱する「学び」のひとつです。コモンズセンターは、学生自らが能動的に情報や知識をインプットする場であり、またプレゼンテーションやイベントなど、さまざまな形で自由にアウトプットすることが可能な場でもあります。教職員が学習課題をコントロールする従来学習とは大きく異なる学習活動を円滑に行うため、ICT(情報通信技術)環境などが整備されています。コモンズセンターは、運営も学生主動。学生がコモンズサポーターとして就業(インターンシップ)しています。利用管理のほか学生主体のイベントやセミナーの企画立案や実施に携わり、その経験を通じて人間力を養います。学生側の実情を運営に反映し、またコモンズセンターの意義を学生へ伝えるという大切な架け橋の役割も担っています。コモンズセンターは、学生と教職員のコミュニケーションを高める場でもあります。教職員によるコモンズコンシェルジュが常駐し、学生だけで解決できない事案にはアドバイスやヒントを提供します。しかし、コンシェルジュはあくまでサポート役。学生が主体であることを重んじ、自ら行動し、解決する力を育みます。社会へ、未来につながる学習環境。学生による進化型の構築スペース。教職員による的確なバックアップ。何かが動き出す、そんな予感がする場所。コモンズセンターは、学生が主体的に問題解決を行い自分の知見を加えて発信するという、大学教育における新たな「学び」を支援する空間です。学生自らの力で育て、創る、学生のためのシェアスペースとして学生が自由に集い、自由な発想で使用できるよう構成されています。学生たちが、ここで展開する学習活動を通じて蓄えていく創造力は、未来の社会を支える原動力になるはずです。「人×人」。オープンな構造が出会いを誘発。Concept

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