2018年度成果報告書
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⑤ 高齢者・学生交流・LHS WG 1.活動組織 委員長 戸田香 副委員長 堀文子 委 員 長島万弓、野田明子、三摩真己、末田智樹、尾方寿好、矢澤浩成、 谷利美希、松村亜矢子、大竹雄平、殿垣博之、(櫻井誠) 2.活動計画 大学内における定期的な世代間交流会やセミナー、地域活動への参加を通して地域貢献活動の実践を通した学生教育活動の展開と地域の活性化に取り組む。 大学内企画として4企画、地域企画として3企画を計画。 3.活動成果 1)世代間交流会「防災活動体験会~万が一のために備えよう~」(参加者38名) 中部大学機能別分団・中部大学ボランティア・ NPOセンター合同で、防災活動体験会を実施した。 4つのテーマについて実演・討論形式で実施した。 ①気道異物除去法 ②非常時の三角巾の使い方・処置法 ③非常用持ち出し袋 ④非常食体験 参加者は各テーマに興味を持って取り組み、防災意識の向上に繋がったと思われる。ただし、シニアの参加者が少なく、世代間交流の観点からは課題を残した。今後は、世代間交流と防災意識向上の両方を達成できる会の創出が求められる。 2)世代間交流会「胡麻発芽物語 ~ゴマスプラウトって何だ?~」(参加者34名) 管理栄養科学専攻学生による栄養教育を軸に、地域のシニアを対象とした 世代間交流会を実施した。内容は①ゴマスプラウトの機能性に関する創作劇、プレゼンテーション、②ゴマ入りたこ焼きの調理と試食会 ③食品サンプルを用いた食事指導であった。 スタッフ学生にとっては栄養教育の実践の場として プレゼンテーションやコミュニケーションを学ぶ機会となり、 参加者にとっては食材の働きや自身の食生活に興味を持つ きっかけとなり、また学生との交流を楽しんでいただく 機会となった。参加者の確保が課題となるが、 今後も継続していく意義は大きいと考える。 3)福祉用具体験セミナー 「~移動・移乗・体位保持~」(参加者17名) 介護現場で求められる知識と技術をシニアと共 に学習する機会を提供した。 参加者の福祉用具に対する認知を深める機会と なり、福祉用具の知識や体験を通じた学びが、 今後に活用されることが期待できる。 メディエーターを取得した参加学生の ファシリテーター養成も活動の一つに含め、 安全を確保した学びの機会として交流会の継続を考えたい。 走行式 リフト体験 2 活動報告-39-

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