2018年度成果報告書
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2.活動報告 (1)全体の活動成果 事業活動はCOC推進委員会ならびに活動毎のワーキンググループにより行なわれてきたが、それらに共通する課題や統括する活動はCOC推進室長を中心にCOC推進委員会等COC全体で取り組んできた。それらの成果は以下のようである。 1)中部大学COC事業のスタート 文部科学省「地(知)の拠点整備事業」としての5年間を終了し、平成30年度から中部大学COC事業として再スタートをした。7つあったWGを6つに統合し、正課外活動を春日井市外へも広げて認定した。 2)COCホームページの拡充 各ワーキンググループの活動内容を中心に適宜更新し拡充した。 3)中部大学フェアのブース出展 9月13日(木)開催の中部大学フェアにCOC事業の紹介ブースを出展した。 4)COC推進委員会の開催 各ワーキンググループリーダーと各学部代表委員などからなるCOC推進委員会の構成員、開催回数を見直した。委員は、委員長以下37名から29名へ、開催は年7回から5回へと変更し、新体制のCOC推進委員会が各活動の報告と重要事項の審議にあたった。 5)地域創成メディエーターの育成 平成27年度までの立ち上げ期間から28年度はCOC事業における地域創成メディエーターの本格的実施年度となり、以降、平成30年度も前年度同様に実施した。 (1)COC事業における地域創成メディエーターの人物像 本学の建学の精神「不言実行、あてになる人間」育成プログラムの重要な柱として、COC事業では「地域創成メディエーター」の育成を行っている。社会・産業界は、都市だけでなく「地域にも目を向けられる人材」が求めている。即ち「自ら行動できる人間」「考えられる人間」「自ら道を切り拓ける人間」「がんばれる人間」「信頼できる人間」「地域にも目を向けられる人間」としての学生育成を図っている。学生が地域社会に触れると「なぜ」「どうして」とこれまでの同学年の学生仲間関係とは違う驚き等を感じ、対処法や改善策を考えると自然と「考える力」が熟成される。 (2)地域創成メディエーター大幅育成のための具体的アクション 以上の認識の下に、COC推進委員会、事務局が一丸となって、他部門とも密接な協力の下に以下に示すような具体的なアクションプランを作り、着実に実施し、地域創成メディエーターの育成を図った。 2 活動報告-15-

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