平成29年度成果報告書
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平成29年度 地域志向教育研究経費 成果報告書 活動項目 ①地域連携教育改革・教育システムの構築 フリガナ 氏 名 オ ガワ ノリ コ 小 川 宣 子 所属・職名 応用生物学部 食品栄養科学科・教授 活動課題 春日井市における産地直売所を介した地域活性化への取組み 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。) フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 小川オガワ 宣子ノリコ 代表者 食品栄養科学科・教授 食物学 学術 献立作成指導 活動経過と成果 地域特産物を活かした栄養のあるお弁当や食品加工品などの提案をし、販売をするとともに、販売時には学生が、今回の取組み趣旨について購入者に説明を行う。これにより、学生は今回の活動の目的をより明確にするとともに、自分の考えを人に説明する力を修得できる。今回の活動は本学と連携協定を締結しているJA尾張中央および製造業者との連携のもと実施した。 1.活動経過 1)地域活性化に向けての課題を考える(9月4日) 春日井市における産地直売所であるJA尾張中央のぐーぴーひろばの現場見学、および店長からの現状の説明を受けることで、学生は産地直売所の課題を抽出する。 2)JA尾張中央の流通について知る(9月13日) JA尾張中央の農政振興部やファーマーズマーケットの現場の方からはマーケットの現状を伺った。現場での課題と今回の説明から、活動内容について、意見交換を行うことで学生は社会状況を把握するとともに自分の考えを述べることができた。 3)活動の提案を行う(9月20日) 産地直売所の活性化に向けての活動内容について学生が考えた案を提案し、実践にするにあたっての問題についてJA尾張中央から意見が出され、話し合いを行い、より実際の活動に向け、テーマ設定を行い、活動内容をより明確にすることができた。実際の活動は、 ①お弁当販売:冬の寒いシーズンに向け、「免疫力をアップ」するための食材と地域の特産物を活用した献立を考える。②ソースの販売:若者を引き付ける目玉商品として地域の特産物(にんじん、ほうれんそう)をそれぞれ用いたソースで、現代の若者に不足している栄養素を補填した上で、多種類の料理に広く活用できるものを考える。 こととなった。 4)試作、打ち合わせ(10月11日、11月15日、12月5日、12月6日、12月16日) 販売に向けてテーマにそって、お弁当とソースの試作を行ったものについてJA尾張中央や製造業者と試作会を行うことを繰り返し、改善を行った。併行して販売時に配布する資料は説明資料について検討を行った。 販売したお弁当についてアンケートを実施し、購入者の意見を聞き、活動内容の反省資料とする。 2 活動報告-71-

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