平成29年度成果報告書
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第一部では、標準化の専門家である日本規格協会の千葉祐介氏とスマートシティに取り組む豊田市の杉浦栄紀氏に基調講演をしていただいた。第二部では、企業向け標準化教室として、伊藤佳世准教授より標準化教育についての概説と中部大学ESDエコマネーチームによる標準化教材の実演を行った。第三部では、大学内のアロハテーブルにてビジネス交流会を行い、企業の方々と講演者、学生を交え教材やエネルギーマネジメントシステム、スマートシティについて意見交換を行うことができた。66人の参加であった。 1-2-2春日井ビジネスフォーラム 11月16日17日に春日井商工会議所、中部大学研究支援課の依頼を受け、中部大学ブースを担当した。平日開催であったため4年生が中心となり、エネルギーと消費者の標準化教材を実演した。地元企業が参加するイベントに出展することで異業種交流ができた。467人が教材を体験し2社が教材を採用した。 ②ESDの推進 2-1子供及び一般向け標準化教育 ・日進市と連携し、7月8日に行われた日進わいわいフェスティバルに出展した。我々のブースでは標準化教材とスマートフォンの適正使用を目的とした紙芝居の実演を行い、標準化とESDを広めることができた。308名の来場者があった。 ・春日井市の依頼に基づき10月21、22日に春日井まつりに出展を行う予定だったが台風接近のため中止となった。前日まで標準化教材の改訂作業やブースの装飾デザインなどの準備を行った。 ・愛知県の依頼に基づき、11月18、19日に愛知県主催のレッツエコアクションに出展した。愛知県職員及び運営事務局と打ち合わせを重ね、ブースでの出展と企画運営を担当した。ブースは主に1年生と2年生が担当し教材の実演を行い、3年生と4年生はインフォメーションやステージサポーターなどを担当しイベントの企画運営に関わるスキルを身に着けた。987人に実演を行った。 2-2青少年育成 愛知県青少年育成アドバイザー連絡協会と連携を行った。昨年度開発したスマートフォンの功罪をテーマにした紙芝居2作を用いて5月14日の春日井わいわいカーニバル(落合公園)で248人に実演を行った。また10月14日の子供体験教室(鶴舞公園)で406人に実演を行った。 2-3大学間交流 ESDを推進している学生の交流を進めた。 ・日進のイベントに関連し、大学間の共同プロジェクトを企画運営した。3月28日より日進市役所職員と周辺大学(中京大学、愛知学院大学、名古屋学芸大学と打ち合わせを重ねてブースデザインの統一やイベント企画を行った。里山再生プロジェクトに絡め竹を使った装飾と来場者が対戦型で楽しめるゲームを開催した。 ・岐阜大学のESD活動を実施しているESDクオリアと連携をし、11月18日に行われた学生環境会議に参加し、岐阜県にある長良川を中心とした生物多様性や川の恵みについて他の参加学生とともに話し合いを行った。 2-4学生向けESD活動 中日新聞春日井営業所の依頼を受け、若者の新聞離れ対策をすべく2月14日に本学生向けのイベントを開催する。若者の新聞への関心を高め、新聞を読む習慣を身に付けることで、読解力や文章力を伸ばし、今後の学生生活や就職活動に活かすことを目的として行う。講演とワークショップで構成している。2年生が中心となり企画立案を行った。 活動成果の公表 標準化教材及びチームの報告書は伊藤佳世研究(http://www3.chubu.ac.jp/faculty/ito_kayo/)で、チームの活動は随時FB (https://www.facebook.com/ChubuunivESDecomoneyteam/) で公表している。ツイッター(@EsdTeam)での周知、環境らしんばん(http://www.geoc.jp/rashinban/)の周知を行った。さらに名古屋市、愛知県、春日井市、日進市のHPのイベント情報でも活動が掲載された。その結果、地元のマスコミによる取材を受けた。 日進市イベント 紙芝居 主催イベント 標準化教材実演 2 活動報告 -67-

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