平成29年度成果報告書
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平成29年度 地域志向教育研究経費 成果報告書 活動項目 ⑤高齢者・学生交流・LHS フリガナ 氏 名 ヤザワ ヒロナリ 矢澤 浩成 所属・職名 生命健康科学部 理学療法学科・講師 活動課題 健康増進サークルへの参加が学生の臨床力と研究力に与える効果 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。) フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 ヤザワ ヒロナリ 矢澤浩成 トダ カオル 戸田香 代表者 分担者 理学療法学科・講師 理学療法学科・教授 理学療法学 理学療法学 修士 博士 サークル運営補助・効果判定・学生指導 学生指導・研究補助 活動経過と成果 <活動経過> (平成26年より月2回の頻度で健康増進サークル(通称KCGサークル)を継続中) 平成29年6月 理学療法学科3年生に対してサークルの主旨を説明し、6名が参加することとなった。参加継続中の4年生と合わせて11名が月2回のサークルに参加した。学生の発案で鳴子踊りおよびポールウォーキングを健康体操の一部に取り入れ、学生が主体となってサークル参加者である地域高齢者に運動指導を継続して行った。 平成29年7月 高蔵寺高森台地区の夏祭りにおいてKCGサークル全員で鳴子踊りを披露した。 平成29年11月 卒業研究として、鳴子踊りが身体的・精神的健康に及ぼす効果を発表した。 平成29年12月 ポールウォーキングを指導し、効果検証のための協力者を募り介入を行った。 <成果> 夏祭りで披露した鳴子踊りはサークルメンバー30名と学生11名が一体となり大盛況であった。 学生の発案から始まった鳴子踊りによってサークル参加者は楽しく運動することを体感し、さらに夏祭りへの 参加という目標ができたことでサークルの一体感が生まれた。学生は指導するだけではなく自らも鳴子踊りに 参加することでサークルメンバーとの世代間交流が促進された。 また学生は、サークルへの参加によって予防理学療法を実践することができ、専門職としての技能と準医療人としての自覚を高めることができた。さらにサークル参加者には学生の卒業研究の対象者として協力していただき、学生の臨床力のみならず研究の場としても活用させていただくことができた。 KCGサークル発足より4年が経過し、地域住民の健康および学生の臨床力・研究力教育の場として定着した。 2 活動報告-93-

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