平成29年度成果報告書
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平成29年度 地域志向教育研究経費 成果報告書 活動項目 ⑤高齢者と学生の交流、高齢者宅へのLearning Home Stay(LHS) フリガナ 氏 名 ナガシマ マユミ 長 島 万 弓 所属・職名 応用生物学部 食品栄養科学科・教授 活動課題 世代間交流会における栄養教育実践と継続支援の効果について 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。) フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 ナガシマ マユミ 長 島 万 弓 トダ カオル 戸 田 香 代表者 分担者 応用生物学部食品栄養科学科・教授 生命健康科学部理学療法学科・教授 栄養教育学 内部障害理学療法 博士(生活科学) 博士(医学) 世代間交流会企画・運営・学生指導・研究活動総括 地域高齢者の窓口・世代間交流会の運営 活動経過と成果 <活動経過> 6月実施の世代間交流会およびLHV活動で交流を持った参加者から希望者を募り、研究への説明に対して同意の得られた62歳~81歳の男性2名と女性3名の計5名を対象者として研究を行った。対象者には機能性食材としてのゴマを野菜ジュースと共に継続的に1か月間摂取していただいた。昨年度の反省からゴマ摂取前の食事調査も行うこととし、前3日分とゴマ摂取中3日分と終了後の3日分の計9日間の食事調査を依頼した。血圧測定、体重測定、抗酸化力テスト、酸化ストレス度テストおよび食事調査の聞き取りを含む面談を、ゴマ摂取前、摂取終了時、摂取終了1か月後の3回実施し、これらの栄養教育実践と継続支援が対象者にどのような効果をもたらすかを調査するとともに、調査にたずさわる学生の教育効果について検討した。シニアとの交流と主な栄養教育実践を①~⑪に示す。 ①4月~6月 世代間交流会の準備(栄養教育指導案、教育媒体作成、交流会調理実習の試作等) ②6月10日 世代間交流会当日 ~挑戦!ゴマで減塩~ ・ゴマの栄養素・抗酸化能など効能の説明 ・調理実習 ゴマ餃子 ・ゴマ餃子を用いた官能検査 ・ゴマ入りパンの試食 ・塩分と高血圧に関する栄養教育 ・研究に関する説明と同意書回収 ③8月2日 LHVお見合い交流会への出席(ゼミ生5名) ④8月~9月 LHV (3回訪問した学生1名、2回訪問した学生2名、1回訪問した学生1人ずつ2名) ⑤11月1日 LHV報告会 2 活動報告-89-

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