平成28年度成果報告書
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2 成果 スポーツ保健医療学科6名(3年3名、2年3名)が本プロジェクトに参加した。対象となったCAAC授業の受講生は、17人であった。授業は16回実施され、初回と最終回が体力測定であった。 地域のリーダーとしての自覚をもつことができたかというCAAC授業の受講生を対象にした質問では、53%が自覚をもてた回答し、自覚を持てなかった人数をわずかに上回った。実際に運動指導を行ったかという質問に対しては、29%が家族や身内などに実施し、12%が家族や身内以外に実施したと回答したが、残りは運動指導には至らなかったという結果になった。 参加学生に対しては、 1.全く思わない、2.思わない、3.どちらでもない、4.思う、5.とても思う、の5件法にて質問した。フィットネスクラブを模擬して行うことが、キャリア形成に役立ったかという質問の平均値は、4(思う)であり,各自に役割を与えることで、キャリア形成に結び付くことが分かった。一方で、ポートフォリオに関しては、学生6名の内実施したのは3名であり、1名がキャリア形成に役立つと答え、2名はどちらでもないと回答した。 今後CAAC受講生に対しては、地域のリーダーとして運動指導を実施すためのスキルなどを具体的に教え、自信をつけさせる必要がある。また、学生に対しては、キャリア形成を強化するための策を新たに検討していく必要がある。 活動成果の公表 中部大学 第3回地域創成メディエーター学生発表会(プラス・エクスプレッション) 2016年12月7日 ・藤本匠「私の目指す道」 ・伊藤玄貴「将来の私と地域スポーツ」 ・加藤エミリ「私の未来像」 第21回日本体力医学会東海地方会学術集会 2017年3月19日(予定) ・對馬明,堀田典生,他 「中部大学におけるリカレント教育前後の受講者の体力レベル」 2 活動報告-86-

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