平成28年度成果報告書
89/128

1 平成28年度 地域志向教育研究経費 成果報告書 活動項目 ⑤高齢者と学生の交流、高齢者宅へのLearning Home Stay(LHS) フリガナ 氏 名 ナガシマ マユミ 長 島 万 弓 所属・職名 応用生物学部食品栄養科学科・教授 活動課題 世代間交流会における栄養教育実践と継続支援の効果について 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。) フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 長ナガ 島シマ 万マ 弓ユミ 戸ト 田ダ 香カオル 代表者 分担者 応用生物学部食品栄養科学科・教授 生命健康科学部理学療法学科・准教授 栄養教育学 内部障害理学療法 博士(生活科学) 博士(医学) 世代間交流会企画・運営・学生指導・研究活動総括 地域高齢者の窓口・世代間交流会の運営 活動経過と成果 <活動経過> 高齢者と学生の交流会およびLHS&LHV活動への参加者から希望者を募り、研究への説明に対して同意の得られた62歳~81歳の男性2名と女性5名の計7名を対象者として研究を行った。対象者には機能性食材としてのゴマを継続的に1か月間摂取することと、ゴマ摂取中の3日分とゴマ摂取終了後の3日分の計6日間の食事調査を依頼した。血圧測定、体重測定、抗酸化力テスト、酸化ストレス度テストおよび食事調査の聞き取りを含む面談を、ゴマ摂取前、摂取終了時、摂取終了1か月後の3回実施し、これらの栄養教育実践と継続支援が対象者にどのような効果をもたらすかを調査するとともに、調査にたずさわる学生の教育効果について検討した。おもな栄養教育実践を①~⑧に示す。 ①4月~7月 交流会の準備(栄養教育指導案、教育媒体作成、交流会調理実習の試作等) ②7月9日 世代間交流会当日 開けゴマ!~あなたの食事は大丈夫?~ ・調理実習 ゴマうどん ・味噌汁を用いた官能検査 ・塩分と高血圧に関する栄養教育 ・FFQg食物摂取頻度調査の実施 ・食事調査のお願い (研究に関する説明と同意書回収) ③8月19日 LHS/LHVの事前訪問 ④9月12~14日 LHSおよびLHV ⑤11月21日 研究対象者に対する1回目面談 ・体重測定、血圧測定、抗酸化力・酸化ストレス度測定、アンケート調査等 ・食事調査方法の説明と記録用紙の配付 ・摂取用ゴマ(1日10g、1か月分)と記録用紙の配付 ・7月9日実施のFFQgの結果報告 ⑥12月19~22日 2回目面談 ・体重測定、血圧測定、抗酸化力・酸化ストレス度測定、アンケート調査等 ・食事記録3日分の回収と確認 ・次の食事調査のお願いと用紙等配付 2 活動報告-77-

元のページ  ../index.html#89

このブックを見る