平成28年度成果報告書
74/128

2 活動成果の公表 本活動を通しての成果は、大学における正課内での学びを地域に密着した形で正課外として活動し、正課外での体験から健康運動や応急処置などの正課内で学んでいることの重要性を再認識することであった。また、その活動の中で、地域の方との関わりを適切に持つ人間力の育成を目指した。なお、本活動課題を通して、中部大学の認定資格である『地域創成メディエーター』の資格取得を目指した学生が主となり、「動く」プロジェクトの1つとして、「イベントを通して地域貢献」「技術を身につけながらの地域貢献」を行っていくこととしていた。 本活動からは、3年生3名の学生が『地域創成メディエーター』の資格を取得した。3名のうち2名は、現在地域での運動指導を就職先として検討しており、残り1名は公務員という立場で地域のスポーツ活動に携わることを検討している。この活動における経験と資格は、今後の就職活動を行っていく上でも、自身の実体験として語ることのできる重要な活動になったと考えられる。 また、春日井マラソン救護班の活動では、AEDを背負って大会会場にいることで、地域の方達から声をかけられることもあり、中部大学の学生が地域スポーツに関わっていることを示す機会にもなっている。救護班の様子は、大学Facebookも活用し広く公表を行った。 2 活動報告-62-

元のページ  ../index.html#74

このブックを見る