平成28年度成果報告書
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1 平成28年度 地域志向教育研究経費 成果報告書 活動項目 ①地域連携教育改革・教育システムの構築 フリガナ 氏 名 ニシガキ ケイタ 西垣 景太 所属・職名 生命健康科学部 スポーツ保健医療学科・講師 活動課題 春日井市における地域スポーツ再活性化への取り組み 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。) フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 西垣ニシガキ 景太ケイタ 北辻キタツジ 耕司コウジ 代 表 者 分 担 者 スポーツ保健医療 学科・講師 スポーツ保健医療学科・助手 スポーツ心理学 救急救命 博士 (心理学) 修士 (救急救命学) 事前指導・データ収集・分析・総括 救命講習の実施・データ分析 活動経過と成果 本活動は大学と地域が協力し、地域のスポーツ活動を再活性化させていくことを目的としている。文部科学省は、平成27年に「今後の地域スポーツの推進方策に関する提言」の中で、「大学が地域スポーツの拠点となり、地域における多様な関係機関と連携を図りながら、地域スポーツを活性化させる取組が重要である。」と述べている。そこで、春日井市のスポーツ振興に関わる事業に学生が参加し、地域スポーツを活性化させるために、地域スポーツでの問題を解決する一助とする活動を行った。 1.春日井市でのスポーツ振興再活性化への取り組み実践① 地域の高齢化がすすみ、若年層の家族が地域のスポーツ行事に積極的に参加しない事から、地域のスポーツ活動参加者の高齢化は大きな問題となっている。春日井市内のある地区においても、地域の運動会参加者が年々減少し高齢化していることが問題視されている。そこで、地域の次世代を担う学生達が実際にその地域のスポーツ活動を視察し、再活性化のための課題を抽出した。 →抽出内容は、地区の体育振興会会長の元へ提出し、地区での再活性化の検討内容として取り上げて頂いた。 2.春日井市でのスポーツ振興再活性化への取り組み実践② 毎年1月に開催されている春日井マラソンには、約9,000人の方が参加している。以前まで救護班の設置なく開催されていたが、2014年より主催者である春日井市スポーツ・ふれあい財団と連携し、AEDと救急バッグを持ったコース上での救護を行っている。学生達は事前に学内での救命講習を受講し、準備を行った。2017年1月に開催された第35回大会では、救護班8班編成で大会の救護を行い、大会運営についての課題抽出等をおこなった。 →救護班の学生達から挙げられた課題は、大会主催者へ提出し、今後の安全な地域スポーツ活動開催に役立てて頂くこととした。 2 活動報告-61-

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