平成28年度成果報告書
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2 活動成果の公表 1.地域との連携:高山で行った調査内容を、平成29年度の日本家政学会大会(平成29年5月27日、奈良女子大学)にて発表を予定している。 2.地域での実践:実施した授業内容について受講した小学生に授業効果についてアンケート調査を行い、その結果を報告書として小学校に提出した。 3.高山における課題および課題解決の提案:学生の提案を高山市農務課に提出した。 春日井市における活動: ①柿の活用:生食だけではなく、料理への活用について学生が考えた提案を料理の写真とともに冊子を作成した。この冊子を利用しながら、マーケットで消費者に説明を行った(12月)。 また、柿生産部会からの要望により、生産者に対し、柿の活用について作成した冊子を資料として学生が提案を行う場が設定された(1月)。 ②お弁当販売:学生が季節、春日井市産、栄養の視点から考え、試作を何度も行い、提案したお弁当のレシピにそったお弁当の販売を実施(1月)することができた。販売時には学生がお弁当のコンセプトを紹介し、消費者とのコミュニケーションを図ることができた。 ③夕飯のレシピ提案:学生が栄養の視点から考えた夕食のレシピが書かれている冊子を作成し、冊子配布とともに作成コンセプトをマーケットで消費者に紹介した(2月)。 ④鍋料理の提案:冬に適した鍋料理の食材の選び方を栄養学の視点から記載したパンフレットを作成し、その冊子を活用しながら、消費者にマーケットで鍋の食材の選び方を紹介した。 ⑤広報:①から④の活動は栄養学視点での提案が主である。そこで、広報担当は学生の視点からわかりやすいPOPの作成を行い、今回のさまざまな提案が栄養と繋がっていることを紹介した。これらのPOPは①から④の活動の時に、マーケットに掲示された。 以上のように春日井市での活動については、ファーマーズマーケットで学生が考えた活性化に向けての提案を実践することができ、学生が社会で活動をしている姿が多くの目に触れていただける機会となった。これらの活動は数社の新聞においても紹介された。 2 活動報告-59-

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