平成28年度成果報告書
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部科学省も「地(知)の拠点整備事業」のユニークな取り組みとして捉えていることより、地域志向教育研究募集要項に地域創成メディエーター育成について記載し、応募様式に地域創成メディエーター育成の有無を記載する欄を設け、採択に重要な指標とした。 ⑧ 副センター長が事務局と連携し、地域志向教育研究課題に採択された教員に④の学生リストを渡し、フォローアップを行った。 ⑨ 推進委員および地域志向担当教員から、187名もの地域創成メディエーター候補の学生を選出いただき、「動く」の課外活動のフォローアップを行った。 ⑩ 「動く」の活動について、年度展開に応じて柔軟に追加事例を推進委員会に諮り承認した。 ⑪ 大学側の受講人数制限(例 持続学のすすめ:2014年度以前入学生必須科目とキャリア教育科目(自己開拓、社会人基礎知識))により、本人の意思とは関係なく「学ぶ(正課教育)」を履修できない希望学生には、特別課題レポートを提出させて、地域創成メディエーター格条件の「学ぶ」をクリアとする特別措置を認めた。 (3)地域創成メディエーター取得学生の大幅増 以上のアクションプランを全体として一丸となり着実に実施したことにより、12月7日に地域創成メディエーター候補の学生131名の発表会を開催し、当日公の理由により発表が困難であった学生15名は12月20日(第2回)に発表会を行った。この結果、立ち上げ期間の26年度4名及び27年度5名から、本格実施となった28年度は「地域創成メディエーター」の資格を146名の学生に授与できる運びとなった。平成29年度以降は更に地域創成メディエーターの育成数を増やしていく予定である。 10)地域創成メディエーター学生発表会「+エクスプレッション」開催(別紙⑤参照) 12月7日(水)・20日(火)の2回に分けて、それぞれ本学不言実行館アクティブホールとスチューデントコモンズにおいて、中部大学地域創成メディエーター学生発表会「+エクスプレッション」を開催した。 地域創成メディエーター資格認定の最終課題「+エクスプレッション」は講義での規定単位取得に加え、キャンパスを地域に広げた課題体験に参加・実践した学生たちが、まちの再生や地域活性化などの特有の課題に地域と協働して現場で解決策を考えて取り組んだ過程と成果を発表。口頭発表5名、ポスター発表141名の学生が地域創成メディエーター候補生となった。参加者は、一般市民17名、教職員11名、学生5人が来場した。 参加者にアンケートを依頼し、33名から回答を得た。60歳以上の一般参加者約42%、29歳以下の学生等約15%と幅広い層の参加があった。全体の感想について約88%が「とても良かった・良かった」と回答した。(別紙⑥参照) 11)文部科学省による平成28年度評価の実施 平成25年度又は平成26年度に選定されたCOC事業を対象に平成28年度評価が実施された。本学は平成25年度「春日井市における世代間交流による地域活性化・学生2 活動報告-19-

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