平成28年度成果報告書
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平成28年度評価 面接評価事前質問に対する回答(黒字は事前質問、青字は回答)中部大学:「春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業」1.達成目標の進捗状況(評価要項2.Ⅰ.及びⅦ.①)・達成目標(別添資料の別-4、表1)の一部を申請時(選定時の留意事項①における回答)から修正されている理由について説明いただきたい。平成27年度以降は、平成26年度までの実績をみながら、実態に即して事業毎に目標数を再度見直すことにしたため、一部の事業で達成目標の若干の修正が行われた。例えば、シニア大学では、当初学生にシニア大学の「地域創成メディエーター学」も受講させることを想定したが、実際には学生にとって正課教育にあたる授業と重なって受講できる者が少なかったので、SAとしての参加だけに限定した目標数とした。3.教育カリキュラム改革を含む事業目標達成のための各種取組(評価事項2.Ⅲ.及びⅦ.③)・学部・学科の正課の地域関連科目(学部ごとに2講義科目、1実習科目、1ゼミナール)の導入の進捗状況及び全学総合教育の発展的改組の進捗状況について説明いただきたい。各学部・学科は、以前から、地域関連の内容を含んだ授業科目を多く開講してきている。この地域関連科目は、限られた授業科目に固定化するのではなく、毎年学生が修得した科目について内容を精査し、地域関連科目として認定することとしている。従って、どの学部・学科も2講義科目、1実習科目、1ゼミナール以上の地域関連科目を有している。 既存の「全学総合教育科」を発展的改組して、組織及び役割を拡充し、COC教育の中核的推進組織とした。ここにCOC担当の専任助教を含む10名以上の教員を置いて、「地域共生実践」及び他の地域志向科目の実施及び全体のとりまとめを行ってきた。なお、本教育科は、全学共通教育全体に関わる役割も担っているので、名称はもとのままとした。・学生の学修行動の変化等を分析できる経年的な調査の実施は行っているのか説明いただきたい。 「地域共生実践」では、学期の授業開始前後で同一アンケートを行い、学生の学習行動の変化を見ている。また、地域志向科目全体の大きな動きとしては、年度毎の地域志向科目の受講学生数、正課外教育事業への参加学生数、地域創成メディエーターの資格取得学生数(平成28年度以降)等を調査し、学生のCOC活動への関心度や参加度の経年変化を見ている。4.自治体等との連携・評価(評価要項2.Ⅳ.及びⅦ.④)・計画書に記載の春日井市からの高蔵寺NT内の施設の一部の無償提供は計画どおり行われているか説明いただきたい。 当初、シニア大学は高蔵寺NT内の施設を無償借用して開校する計画を考えていたが、シニア大学に入学してくる高齢者の方々は若い学生との交流を強く希望していたこと、施設借用は不確定要素もあって最終合意まで時間がかかったこと等もあって、シニア大学は平成26年9月に中部大学内に設置した。従って、高蔵寺NT内の施設の無償提供は受けていない。 3 評価(別紙2) 平成28年度評価  面接評価事前質問に対する回答-99-

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