平成27年度成果報告書
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1 平成27年度 地域志向教育研究経費 成果報告書 活動項目 ⑦高蔵寺ニュータウンのキャンパスタウン化 フリガナ 氏 名 ヨコテ ナオミ 横手 直美 所属・職名 生命健康科学部保健看護学科・准教授 活動課題 中部大学で開催する乳児と母親に対する子育てセミナーによる看護学生の 共学・共育プロジェクト 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。) フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 横手ヨコテ 直美ナオミ 山下ヤマシタ 恵メグミ 岡倉オカクラ 実咲ミサキ 代表者 分担者 分担者 保健看護学科・准教授 保健看護学科・講師 保健看護学科・助手 母性看護学 母性看護学 母性看護学 修士(保健学) 修士(看護学) 学士(看護学) 研究総括、子育てセミナー講師 子育てセミナー講師、学生統括 子育てセミナー運営、データ収集・分析 活動経過と成果 春日井市近隣に在住する乳児とその母親17組を対象に、本学で子育てセミナー「ベビービクスと子育てミニレッスン」を4回開催した。開催日時と各回のテーマは以下のとおり。 第1回 7月 3日(金):ベビービクス+ママ&ベビーのためのアロマ 第2回 7月24日(金):ベビービクス+おっぱいと離乳食 第3回 8月21日(金):ベビービクス+赤ちゃんの発育発達とおもちゃ 第4回 9月18日(金):ベビービクス+赤ちゃんのもしものときの備え セミナー運営は、研究代表者・分担者と母性看護学領域のゼミ生を中心とした学生13名で行った。開催に先立ち、学生にスタッフマニュアルと会場の配置図を配布し、運営方法について説明した。次いで、ベビービクスのDVDを視聴しながら、赤ちゃん人形で実際にベビービクスを練習した。当日は、各回3~4名の学生が交替で学生スタッフとして活動した。事前準備として、会場設営、参加者の受付、乳児の体調確認(体温・体重測定)を行い、セミナー開始後は学生一人が4~5組の母子を受け持ち、母親に声をかけたり、母親が子育てミニレッスンに集中できるようにベビーシッター役を担った。各回の終了後はショート・ミーティングを行い、学生の感想や意見を聞いて改善に活かした。 9月13日(日)コモンズセンターにおいて、看護師・助産師・小児科医等の専門職者に対して、「子育てセミナー活動報告会」を行った。学生は子育てセミナーでの学生の役割と当日の様子、学生たちの気づきや学びをパワーポイントを用いて発表した。学生たちは、母性看護学臨地実習での学びに加え、乳児の急速な発育発達と母親自身の成長や子育ての悩み等を目の当たりにし、貴重な学びを得ていた。その後、参加者にベビービクスとアロマによるハンドマッサージの模擬レッスンを行い、学生らのサポートも体験してもらって、大変好評であった。 学生の学びをさらに調べるために、12月にはグループインタビューを3回に分けて実施した。これについては現在分析中である。 2 活動報告-87-

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