平成27年度成果報告書
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2 活動成果の公表 1.活動の実際 (1)手作りパン教室の準備 今年度は、手作りパンの教室開催を予定していたが、作業時間が長すぎたため、短縮化の検討が必要であった。右図のように、食パン、あんパンの2品の基本レシピーが完成しているので、シニア大学での実習への導入を目指して、時間短縮の改良を行う予定である。 (2)ソーセージ教室の開催 昨年度と同じスタイルで、ソーセージ教室を開催した。2年目の体験教室であることから、作り方や時間管理にも慣れ、参加者の方々にたいへん喜んでいただけた。ソーセージ作りは、高蔵寺ニュータウンの住民の方々と学生との共同作業で、シニア世代と学生とのよい交流教室となった。当日の教室のスナップ写真を示した。今年は、シニア大学においても、手作りソーセージの実習を行い、本教室での実体験が生かされた。 (3)セミナー、展示会での食育活動と地域交流 ゼミで開発した食品の中には、米粉を利用した低アレルゲンのクッキー「こめっきー」、イノシシ肉ソーセージ、塩アイスクリームなど優れたものがある。今年度は、これらの食品を通して、学生たちと市民の方々との交流イベントを行った。 名古屋市内丸栄で開催された“あいちの農林水産フェア”は、大きなイベントで、集客も多く、手ごたえの多い体験であった。3年生も含むゼミ生17名らは、食を通して、市民の皆さんと対話交流を行い、社会性・積極性・モチベーションを高めるよい経験となった。 パン生地の手捏の様子 参加者の皆さんと 完成したソーセージ 腸詰め作業がたいへんです 低アレルゲンクッキー「こめっきー」 食パン あんパン 2 活動報告-84-

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