平成27年度成果報告書
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1 平成27年度 地域志向教育研究経費 成果報告書 活動項目 ⑤高齢者と学生の交流、高齢者宅へのLearning Home Stay(LHS) フリガナ 氏 名 サンマ マサミ 三摩 真己 所属・職名 人文学部 コミュニケーション学科・教授 活動課題 地域連携住居やホームステイ、世代間交流事業の映像化 活動組織 (分担者は本学の専任教員(助手を含む常勤の専任教員),協力者はそれ以外。) フリガナ 氏 名 代表者及び分担者 所属・職名 現在の専門 学 位 役割分担 三摩サンマ 真己マサミ 代表者 コミュニケーション学科・教授 災害情報学 映像表現 学士 撮影、編集指導 活動経過と成果 UR、春日井市、中部大学が連携して進める地域連携住居では、学生が高蔵寺ニュータウンの空き家やURの空き部屋をシェアし、共同生活を行うとともに地域の住民との交流を図っている。また高齢者世帯で行うホームステイなど、人生の大先輩から様々な経験を学ぶ世代間交流事業が進められている。これらの事業を撮影し、目的と成果を映像として記録した。また学内で行われている防災教室や料理教室など世代間交流会も撮影し映像作品として完成させた。 映像制作のゼミ(3年生8人)での活動であり、まずは映像表現力の習得を目指した。また集団生活を送る学生たちの取材を通して共同生活におけるマナーの重要性、ひいては社会的協調性への理解、また高齢者や地域住民との交流を取材することで人生の大先輩が有する知識に触れるとともに高齢化するコミュニティの課題などを学ぶ場とした。作品としては活動全体を一本化した映像と、世代間交流事業として防災教室、料理教室、体力測定会の3つの教室の映像作品などを制作した。 活動成果の公表 中部大学は、毎週水曜日の昼休みにインターネットで30分の生放送番組を制作・送出している。また春日井市、小牧市、扶桑町をサービスエリアとしているCATV局に毎月「中部大学アワー」という15分番組を提供している。制作した作品のうち防災教室は7月1日のインターネット生放送で紹介したほか、「中部大学アワー」の9月分として放送した。料理教室も9月30日の生放送と「中部大学アワー」10月分として放送した。ホームステイの模様は10月のLHS体験報告会で上映。全体をまとめた作品はこの事業に関わっている先生方や取材・撮影に協力していただいた住民の方々、学生たちに提供した。「中部大学アワー」を放送しているCCNETのサービスエリアは10月以降、犬山市と大口町にも拡大しており、中部大学近隣の10万世帯が視聴可能になっている。「中部大学アワー」は、平日は朝昼晩と1日3回、休日も1日2回放送されているため、こうした中部大学の取り組みを地元の住民にお知らせする役割も果たせたのではないかと考える。 。 2 活動報告-71-

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