平成27年度成果報告書
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3 4)LHS・LHV の実施 9 月 2 世帯へ女子学生 4 名が 2 名ずつで LHS を実施(2 泊 3 日、1 泊 2 日) 2 世帯へ学生 4 名が 2 名ずつで LHV を実施(両世帯とも 3 回ずつ訪問) * 学生は学びのテーマを各自で準備して訪問実施 例 ・ホストのお宅で食事の塩分チェック ・人工透析治療を受けているホストの日常生活を拝見 など 10 月 LHS・LHV 報告会の開催 報告者 シニア 3 名、学生 8 名 報告会参加者 38 名 (内 学生 17 名) *参加した学生の感想 「技士さんは患者さんの心の処方箋になって欲しいという言葉が印象に残った。」 「ホストが栄養教室でお知らせしたことを実践していてくれて嬉しかった。」 *ホストファミリーの感想 「良い出会いであり、ステイ中は家が明るくなったことを実感した。」 「学生さんは緊張していたのか、当日は反応が鈍かったけれど、自分たちのこと を懸命に考えてくれることが嬉しかった。」 LHS・LHV を前向きに考えたいとの申し出が、地域住民と学生から新たにあった。少しずつ例数を増やす努力を継続したい。 4.今後の課題 1)持続可能な世代間交流会の企画 学生と地域住民とが協同で起案した世代間交流会が実現した。しかし、実践は学生 が計画から当日の運営までの一切を担った。今後は地域に出向き地域の既存の企画に 学生が参加させて頂くスタイルを基本形として継続性のある交流活動を展開する予定 である。 2)LHS・LHV 受入れ世帯の獲得 活動自体を地域住民に知ってもらうための広報活動が重要である。広い地域への PR 活動以外にホストファミリーどうしの横のつながりからの広がりを視野にいれて広報 を行う。また、宿泊を伴わない LHV を重点活動項目とする。 3)LHS 参加学生の増大 実施までのタイムテーブルは整った、今後は教育としてのシステム化により、学生 が教育効果を実感できる方策が必要である。 以上 2 活動報告-47-

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