平成27年度成果報告書
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2)地域志向教育研究の公募研究を実施した。 21件の研究課題を採択し、研究活動を支援(総額712万円)した。詳細は、「2.(3)地域志向教育研究経費の成果報告」に記載した。 3)COC推進委員会をさらに拡充した。 (1)今年度新たに各WGの副委員長を選任して推進委員とすると共に地域志向教育研究に採択された代表者も各ワーキンググループの委員として参画することとした。その結果新たに5名の委員が任命された。COC事業に係わる教職員数は延べ208名となった。 (2)地域創成メディエーター判定会議を設置し、候補者5名を選出。なお、候補者はCOC推進委員会で地域創成メディエーターと認定された。 (3)COC推進委員会を定期的に7回開催した。各ワーキンググループリーダーと各学部代表委員などからなるCOC推進委員会(総数35名)を隔月毎に開催し、各活動の報告と重要事項の審議にあたった。 4)地域創成メディエーター学生発表会「+エクスプレッション」開催(別紙④参照) 12月19日(土)本学不言実行館アクティブホール及びイタリアントマトにおいて、中部大学地域創成メディエーター学生発表会「+エクスプレッション」を開催した。 地域創成メディエーター資格認定の最終課題「+エクスプレッション」は講義での規定単位取得に加え、キャンパスを地域に広げた課題体験に参加・実践した学生たちが、まちの再生や地域活性化などの特有の課題に地域と協働して現場で解決策を考えて取り組んだ過程と成果を発表。このほか、ポスターセッションや交流会を通じて地域の方々や他大学の教職員などとの意見交換を行った。参加者は、一般市民43名、教職員30名、学生37人が来場した。 参加者にアンケートを依頼し、44名から回答を得た。60歳以上の一般参加者約61%、29歳以下の学生等約10%と幅広い層の参加があった。全体の感想について約86%の方より「とても良かった・良かった」と回答があった。(別紙⑤参照) 5)学部長会メンバー、春日井市からなる内部評価委員会を開催した。 1月27日(水)に学部長・研究科長会構成員からなる内部評価委員会が開催され、27年度の事業活動の内部評価が行われた。今後は養成された人材である地域創成メディエーターとシニア大学(CAAC)修了生が地域再生など社会に貢献していく必要性が改めて認識された。 2 活動報告-18-

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