春日井市における世代間交流による地域活性化・学生共育事業 平成25年度成果報告書
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2 NPOとは、主要な団体と話し合いを始めており、2年目以降に本格的に連携していく予定である。 補助事業の活動の一つである報酬型インターンシップでは、春日井商工会議所の松尾委員にご尽力をいただいて活動している。 NPOとの連携については、春日井市が活動を認識している東部ほっとステーション連絡協議会に加入している10のNPOとの連携を文科省への申請書に記載した。また学長、副学長とNPOとの懇談会も2回実施し活動状況も報告した。 各活動ワーキンググループの段階では頻回に説明会や協力依頼をしており、実際的に連携関係や信頼関係も醸成されてきている。 さらに補助事業活動の一つである報酬型インターンシップでは、春日井商工会議所の松尾委員にご尽力をいただいて、成果が挙がってきている。 Q2 意欲的な取り組みであると新聞報道でも認識している。報酬型インターンシップでは、これまでも中部大学は力を入れているが、受け入れる企業について、長期の受け入れや中小企業の発掘などの課題があろうが、現在の集まり具合はどうか。 A2 春日井商工会議所には献身的なご協力をいただき、試験運用として15社・13名から、本格的には13社・9名で開始した。学生の参加が少ないため、春休み特別プランを設定し、20名の申込みがあり、7名追加し合計16名となった。 企業は20社に増えて余裕があるので、学生に対し授業のことを考慮しながら進め、今後もPRをして多くの学生を参加させていきたい。 Q3 インターンシップについては、1日訪問など、全学の学生が参加できるよう多様なメニューのご提案をお願いしたい。 A3 広がりをもって進めていきたい。 Q4 高齢者に対する活動として、LHS、シニア大学、キャンパスタウン化など があるが、「次にこのようにして成果を出す」という目的があるとよい。 A4 学生は高齢者との同居体験があるものは半数ほどで、多世代との交流を取り戻す機会としたい。最終的なゴールは、シニアのいる地域に学生が入ることを受け入れてもらうことなので、その基盤づくりをしたい。 春日井市企画政策課と9回の打合せを行い、URとは特別入居プランを設定し安い賃料で入居できるよう、学生を高蔵寺ニュータウンに送り出している。最終形は、CAACとの関係で、将来5学科、学生100人になったときに、高蔵寺ニュータウンに第2キャンパスを持っていきたいと考えており、平成26年度に拠点をつくろうとしているところである。 3 評価-85-

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